勇者環境の回答【ラヴァ玉エルドリッチ】デッキ解説【ダイヤ1】
・前書き
・【ラヴァ玉エルド】デッキレシピ
・ラーの翼神竜-球体形&溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム
・原始生命態ニビル
・不採用のカードについて
・【勇者】ギミック
・永久に輝けし黄金郷
・センサー万別
・苦手対面【電脳堺】対策について
・まとめ
【前書き】
勇者環境の到来により、マスターデュエルに波乱の日々が訪れています。
OCGとは異なりシングル戦ルールである関係上、先攻後攻の有利不利の差は決して無視できないほどに大きく、コイントスの結果がそのまま勝負の結果となってしまうことも多々あります。そしてその傾向の深刻化を招いたのが【勇者】ギミックの存在、ひいてはそれを絡めた【勇者GS】などの各種アーキタイプの参入であり、やや極端とも言えるゲームバランスが成立しつつあることは否めません。
ただ、逆に偏った環境だからこそ取れる戦法というものもあり、実際普段は勝ったり負けたりでダイヤ1到達までは1週間ほどかかることも多いのですが、今回はデッキが環境的に上手く噛み合っていたためか思った以上に勝率が安定しており、開始2日目(※)でランクマを終わらせることができました。
(※新イベントのデュエリストカップ発表でモチベーションが再燃したという事情もありますが……)
この記事では、個人的にランクマで使用していた【ラヴァ玉エルドリッチ】について解説いたします。
【ラヴァ玉エルド】デッキレシピ
まずはデッキレシピについてです。
モンスターカード(15枚) |
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×3枚 | 黄金卿エルドリッチ | |
原始生命態ニビル | ||
天獄の王 | ||
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム | ||
ラーの翼神竜-球体形 | ||
×2枚 | ||
×1枚 | ||
魔法カード(7枚) |
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×3枚 | 強欲で金満な壺 | |
×2枚 | 呪われしエルドランド | |
×1枚 | 黒き覚醒のエルドリクシル | |
白き宿命のエルドリクシル | ||
罠カード(18枚) |
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×3枚 | 紅き血染めのエルドリクシル | |
黄金郷のワッケーロ | ||
御前試合 | ||
スキルドレイン | ||
×2枚 | サモンリミッター | |
×1枚 | 虚無空間 | |
王宮の勅命 | ||
黄金郷のガーディアン | ||
黄金郷のコンキスタドール | ||
エクストラデッキ(15枚) |
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×3枚 | ||
×2枚 | ヴァンパイア・サッカー | L |
×1枚 | 始祖の守護者ティラス | X |
迅雷の騎士ガイアドラグーン | X | |
超弩級砲塔列車グスタフ・マックス | X | |
トロイメア・ケルベロス | L | |
トロイメア・フェニックス | L | |
トロイメア・ユニコーン | L | |
No.XX インフィニティ・ダークホープ | X | |
No.77 ザ・セブン・シンズ | X | |
No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ | X | |
天霆號アーゼウス | X | |
ハイパースター | L | |
LANフォリンクス | L | |
リンク・スパイダー | L |
【エルドリッチ】自体の解説はここでは省きますが、メインギミックに関しては特に変わったところはありません。デッキの回し方などの基礎知識については他のサイトや動画などの解説も多く存在しますので、そちらをご覧いただければと思います。
なお、エクストラに関してはありあわせのカードで組んだため非常に適当です。少しでも勝率を上げるのであればもう少し真面目にカードを用意(※)するべきですが、先述の通りデュエリストカップが近いということで資産を温存したかったため今回は妥協という形になりました。
(※「セイクリッド・プレアデス」すら入っていないのは流石にどうかしているため、今からエルドを組む場合は絶対に作った方がいいです)
もちろん、そうは言ってもSRの「照耀の光霊使いライナ」くらいはケチらず入れておいてもいいのではないかと終わった後に気付きましたが、後から変えるのもどうなのか、ということで一応当時のリストを載せています。
ラーの翼神竜-球体形&溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム
次はメインコンセプトとも言える「ラーの翼神竜-球体形」「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム」の2枚についてです。
先に結論を述べてしまうと、冒頭でも触れたように【勇者】関連アーキタイプを強く意識しての採用となっています。
というのも、【勇者GS】を筆頭とする各種展開系デッキは展開が通ってしまうと非常に強固な制圧盤面を敷いてくる反面、展開の過程でデッキリソースの大半を枯らしつくしてしまう欠点があります。
もっとも、その圧倒的な盤面の強さゆえに通常はそれが問題となるようなシチュエーションは少ないのですが、「ラーの翼神竜-球体形」の前には話は別であり、一度盤面を処理してしまえば相手は攻め手の大半を喪失してしまいます。よって返しの「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」を「黄金郷のコンキスタドール」で弾いて勝ちという具合に永続罠に頼るまでもなくゲームが片付いてしまうことすらあるなど、むしろ後手の方が勝てる(※)という奇妙な逆転現象がしばしば発生するのです。
(※もちろん先手の方が流石に勝ちやすいです。念のためですが……)
そして合計6枚投入できるということは約65%の見込みで初手に引き込めるということで、3回に2回は後手勝利が狙えるということを意味します。これは勇者環境においては絶大な優位性であり、本来は強敵となる【勇者】に対してむしろ当たれば当たるほどボーナスゲームになるという精神的なゆとりを持つことさえできるわけです。
ただし例外として、「竜星の九支」「虹光の宣告者」らを含めた多段展開をされてしまうと1枚では処理しきれないケースもありますが、当然ながら残りの手札は5枚あるため、よほどハンドの噛み合いが悪くなければ大抵返しきれるのではないでしょうか。
原始生命態ニビル
賛否両論あるカードですが、個人的には賛成寄りのカードということで最大枚数投入しています。
既に多くの場所で言われているように、現在は【勇者】ギミックによって容易に止められてしまう弱点から評価を落としているカードであり、実際に「聖殿の水遣い」が初手から飛び出してきて出番が終了することも多々あります。しかし、「増殖するG」などと比べれば多少は通りやすく、また通った際のリターンも大きいため総合的にはメリットが多いと判断しました。
また、仮に「流離のグリフォンライダー」に止められてしまった場合であっても、裏を返せば相手の妨害を1枚剥がしていることに変わりはないため、永続罠とセットで盤面を返せるケースがあるというのも見逃せません。流石に最大展開をされてしまった際にはどうにもならないことが多いですが、それは他の大半の誘発に対しても言えることであり、むしろ1枚でクリティカルヒットの可能性があるというだけでも「原始生命態ニビル」は十分に恵まれたカードなのではないでしょうか。
加えて「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム」「ラーの翼神竜-球体形」らと違い先攻で握っても腐ることがなく、そのまま妨害として使える点も優秀です。上述の通り単体では対処されやすいとはいえ罠の補助があれば話は別であり、しかるべきタイミングで投げればゲームの流れを決定付けるだけの威力を発揮してくれます。
代表的なのが「騎竜ドラコバック」を相手にしたケースであり、永続罠をバウンスされた後に「原始生命態ニビル」で展開を止め、返しのターンで再び蓋をするという動きを取ることができます。これは永続2枚もしくは永続とそれを守る札を構えているのと同等の働きであり、言ってしまえば「スキルドレイン」にも「黄金郷のコンキスタドール」にも、そして上手くいけば「ラーの翼神竜-球体形」にもなれるワイルドカードとして見ることができるのです。
このように、「原始生命態ニビル」は欠点がありつつもそれ以上に利点の多いカードであり、少なくとも【エルドリッチ】というデッキにとっては現環境でも案外悪くないカードであることが分かります。
その他、細かいところでは「原始生命態ニビル」にチェーンして「紅き血染めのエルドリクシル」などを発動(※)することでリリース効果のみを使用して「原始生命態ニビル」本体は手札にキープする小技などもあるため、覚えておくとたまに役に立つかもしれません。
(※ただし、先に「紅き血染めのエルドリクシル」の方を発動してしまうと「原始生命態ニビル」を使えなくなるため注意が必要です)
不採用のカードについて
次は不採用としたカードについて言及していきます。
【勇者】ギミック
まずは【勇者】ギミックです。
誤解のないように述べておくと、【勇者】ギミックが【エルドリッチ】と相性に優れていること自体は間違いありません。先手はもちろん後手においても高いパワーを発揮できる稀有なギミックであり、混ぜ物をするのであれば依然有力候補の一角ではあります。
しかし、これを搭載するために7枠ものスペースを空けるとなると永続罠のスロットを減らすしかなく、それは流石に本末転倒ではないかということで今回は不採用としています。実際、勇者の代わりに永続の2枚目を引いたとしても盤面の強度にそこまで差は出ない(※)一方、逆に勇者だけを引いてしまうと全く嬉しくないため、そうした裏目の存在も考慮すると中々採用には踏み切れません。
(※むしろ永続を2枚構える方が強いシチュエーションも多いです)
ただ、そうは言っても天下の【勇者】のパワーはやはり魅力的であり、何とか使えないものかとメインギミックを削ったりなど試行錯誤はしましたが、どうしても上手い配分を見つけることができませんでした。
というより【勇者】を強く使いたいというだけならば他にもっと良いデッキがあるような気はするため、いっそ素直に【エルドリッチ】以外のデッキを土台にしてしまった方が良いかもしれません。
永久に輝けし黄金郷
優秀なカードであることは確かですが、初手に1人で来てしまった時があまりにも弱すぎます。
従来であれば単体で引いても序盤をやり過ごせばそこまで負担になることもなかったのですが、現環境のゲームスピードにはついていけません。これがデッキに残っていて助かった、というゲームよりも手札のこれが別のカードなら勝てていたというゲームの方が多く、最終的にはデッキから抜けていきました。
センサー万別
なぜ入っていないのか、という疑問の声もあるかと思います。
理由は至って単純で、そもそも持っていないからです。
強いカードなのは理解していますし、余裕があればそのうち生成しようとは思っているのですが、どうにも作る気が起きず未所持の状態が続いています。よほど特殊な環境でもなければ広い相手に刺さる優秀な永続罠であり、もし持っているなら優先的に採用を検討できるカードでしょう。
ただ、逆に言えば無くても何とかなる枠ではあるため、無理して作るほどのカードではないのかもしれません。
苦手対面【電脳堺】対策について
デッキの解説に関しては以上ですが、最後に補足として【エルドリッチ】を握る上では避けては通れない【電脳堺】に対する心構えについても触れておきます。
結論としては【電脳堺】が増えてきたら【エルドリッチ】を使うのは素直に諦めた方がいいという話なのですが、これだけで終わってしまうのも流石にどうかと思うため、もう少しだけ掘り下げて説明していきます。
【電脳堺】と聞くと代名詞である「真竜皇V.F.D.」の脅威が頭に浮かびますが、【エルドリッチ】に限っては問題はそこではなく、メインギミックである「電脳堺門-朱雀」「電脳堺狐-仙々」らの存在です。
置物を無限に割ってくる「電脳堺門-朱雀」は当然として、リソースを無限に断ち切ってくる「電脳堺狐-仙々」も定着を許せばそのゲームに勝ち目はありません。片方だけであっても【エルドリッチ】には厳しいカードですが、ギミックの関係上どちらか片方だけということはほぼなく、この両面の対処を同時に強いてくるというのが強烈です。
つまり普通にデッキが回った場合は言うまでもなく、相手が事故を起こして「電脳堺門-朱雀」「電脳堺狐-仙々」などの本来弱い盤面で止まった場合ですら極めて苦しい状況に陥るため、実質的には先攻を取られた時点でほぼ詰みに追い込まれます。
一方、こちらが先攻を取れた場合は流石に有利を取れると思いきや、実際にはかなり綱渡りなプレイを要求されます。もちろん永続罠が噛み合いさえすればイージーウィンが狙えるケースもありますが、大抵はそう上手く事は運びません。
具体的には、最強カードのはずの「スキルドレイン」は【電脳堺】の共通効果に無力であり、天敵である「電脳堺門-朱雀」のサーチを許してしまいます。「御前試合」などに関しても風属性を先出しするといった形でケアされることが多く、やはり単体では少々心もとない制圧力しか発揮できません。
とはいえ、【エルドリッチ】にも「黄金郷のコンキスタドール」という心強い味方はおり、これが無制限であった頃は案外上手い具合に何とかなることも多かったのですが、制限カードになってしまった今では相当に立ち回りを制限されてしまいます。安易に初動を止めるために使ってしまえば後が続かず、かと言って「電脳堺門-朱雀」に当てるために温存すれば「電脳堺狐-仙々」の方が出てきてしまうなど、正直【エルドリッチ】のメインギミックだけでは割とどうしようもありません。
要するに結局は永続とセットで抑え込むしかないわけですが、しかしそもそもその永続が「電脳堺門-朱雀」に対処できないから苦労しているのだという具合に話が堂々巡りしてしまい、はっきり言ってデッキ単位で相性が悪すぎます。これを無理やり解決しようと思うと対【電脳堺】を意識したカードを積み増すくらいしかありませんが、流石にそこまでするくらいなら最初から別のデッキを使えばよく、やはり結論としては【エルドリッチ】自体を諦めてしまった方がいいという形になるわけです。
まとめると、【エルドリッチ】にとって【電脳堺】は先後にかかわらず重い不利がついてしまう対面であり、「電脳堺門-朱雀」というカードはタイムマシンで無かったことにしてほしいと思ってしまう程度には苦手とする相手です。実際のところ【勇者】が増えたから、というよりはその影響で【電脳堺】の数が減ったからこそ【エルドリッチ】を選択できたと言っても過言ではないほどで、今後の環境の推移によっては一気に立場が悪くなってしまうリスクを抱えていることは否めないデッキ(※)なのかもしれません。
(※【メタビート】に属する以上は当然とも言えますが……)
【まとめ】
【ラヴァ玉エルドリッチ】についての解説は以上です。
「騎竜ドラコバック」という最強お手軽バック剥がしカードがある今【エルドリッチ】を握るのは一見非効率にも思えますが、今期において後手でも安定して勝ち目があるという意味はそれほどまでに重く、トータルではプラスの勝率を出すことができました。
とはいえ、上述の通り弱点もはっきりしている関係上デュエリストカップで使用するかどうかはまだ未定ですが、環境次第ではかなり良いポジションにつけるデッキではありますので、もしよければ参考にしていただければ幸いです。
ここまで目を通していただき、ありがとうございます。
ディスカッション
コメント一覧
サービス開始時の常設パックをスルーしてエルドパーツ集められたかったのが不覚……
(“何故か”遊作パックに入ってないサイバースガジェットが欲しくてもう片方のパックに突撃して20連敗しました)
正直言ってこのゲームの1先抜けの仕様をかなり見誤っていました
対戦している感触としては場にモンスターを並べなくてもバックを割れるギミックの台頭でもければ
このデッキを差し置いて最強を名乗れるものはないのではないかと思っています
エルドに限った話でないですがサイドがない、1勝納めれば後攻を引く必要がないというのが「効果を無効」「召喚できない」という行動抑制カードの強さを押し上げすぎているように感じます
そしてこれもマスターデュエル独特の強みだと思うのですが…対面がランダムである以上ライトニングストーム等を思考停止で積み込むことも難しいのですよね…
とにもかくにもランクマッチというシステムがメタという概念に著しい歪みを与えている気がしてなりません
というか率直に言ってこの形式を採用している限り運営様がどのような調整努力をしても健全なゲームバランスというのは難しいように感じます
コメントありがとうございます。
エルドリッチは主要パーツに関しては一見安く組めるかと思いきや、細部までしっかり組もうと思うとそれなりに高くついてしまうのがネックなように思います。デッキの性質上使い回しが利くカードも少なめですし、一から作るのは中々ハードルが高いデッキなのかもしれません。
シングル戦のキツさについては私自身も痛感しています。環境的に必要なカードがあれば全て無理やりメインに詰め込まなければならず、それが難しいカードは当然使うことすらできないとなると、ゲームバランスが大味化するのは避けられないように思います。
(極論ですが実質Vドラ標準環境のようなものですし……)
遊史さんの文体で11期環境の解説はなかなか新鮮な読み心地があり楽しく読ませていただきました。
勇者環境については一度OCGで経験していたのでそこまで困窮はしていないのですが、VFD入の電脳堺が生存していることは中々メタゲーム的にも頭を抱えています。
OCG当時は【LL】で勇者環境をくぐり抜けていたのですが、昔から対電脳が厳しいデッキなので、たまに当たると事故のお祈りみたいな展開になりがちですね。
ラヴァ玉については現役でスプライトを握っている身としても勘弁してほしい……という思いもあります笑
コメントありがとうございます。
勇者環境に関しては当初は幻影を使用するつもりで先月から調整していましたが、結局はエルドに戻ってきてしまいました。紙の頃より初動が減っているというのはもちろん、何よりデスサイズ自体がそもそもランクマの性質的に意外と扱い辛く、上手く言えませんがデッキ本来の強みを活かしきれていない感じがありました。
(それでも強いことは確かだと思いますが……)
デュエリストカップでもエルドリッチとのマッチアップは非常に多いですね。
ラー玉と永続罠による捲り性能の高さで、対天威勇者に不利がつかないエルドは今期環境の回答かと思います。
私も新シーズンは勇者一色を懸念してランクマには及び腰な所はありましたが、蓋を開けてみると他テーマで戦う余地は残されており、中々楽しめています。
コメントありがとうございます。
エルドは一般的な展開系と比べてコイントス運にあまり振り回されずに済むというメリットを持っていますし、現状のマスターデュエルのランクマの仕様には噛み合っていると感じます。その分初手のパワーが永続の引きに左右されがちという課題も抱えている都合上、結局どちらが安定するのかは環境次第なのかもしれません。
デュエリストカップは今のところランクマをやり直しただけという感じですが、本番はラウンド2からとのことで少し不安を覚えています。話を聞く限りでは相当に厳しいルールのようですし、ほどほどに頑張れたらと思います。
個人的にはEXにはヌトス
デッキにはドラグマパニッシュメントを
入れた方が確実に強いです
ニビルも3枚だと腐りやすいから2枚にしてる
天獄も正直大活躍はしないので抜いてる
(状況によっては相手の伏せカードを破壊できなくなるし羽箒だけなら神宣で何とかできる)
環境的に効果や特殊召喚封じも大事ですから
通告は必須ですかね
通告のが扱いやすいから虚無空間は抜いてる
ダメ出しみたいですみませんが
管理人のデッキは良いデッキと思ってます
コメントありがとうございます。
パニッシュの強さに関してはおっしゃる通りかと思います。今回はエクストラを節約した関係で選択肢に入れられませんでしたが、大会などを見ても最近はパニッシュ型エルドが主流のように見受けられますし、本気で組むなら採用した方が良さそうです。(最悪永続を引けなくてもある程度は抑え込めるパワーはありますし……)
天獄と神宣については後者の方が対応範囲は広いのですが、永続+神宣というハンドではそのまま殴り切られてしまうことが多く、エルド+神宣では盤面が弱すぎるという欠点があります。そのため実質的には永続+神宣+エルドという理想初手でなければ十分なパフォーマンスを発揮できず、ハンドの要求値が重すぎるため採用は難しいと判断しました。
ただ天獄自体が微妙なシチュエーションも多いという点は私自身そう感じることも多々ありましたので、ここは別のカードに変えるという選択肢もあるかと思います。
通告に関しては永続とセットで後手捲りに使えるという点は優秀なカードだと考えています。しかし、通告だけを引いてしまうとお通夜になってしまう関係上、通告を積むスペースがあるならその分永続を増やした方が良いのではないかという印象もあり、この辺りは好みによるのかもしれません。
神宣、通告は確かに好みですかね
まあ、あった方が便利な時が沢山あった為
自分は入れますかね
永続+神宣のパターンはまあモンスター5枚
よりはマシかなとは思ってます
天獄に関しては正直モンスター枚数15枚が
多すぎに感じて役割が薄い天獄をクビにした感じです
(15枚だと初手でモンスターしか引かないパターンもかなりあった為)
モンスターのダブりもかなりあり
特にニビル、天獄のダブりを引いて負けた試合
があったので
あとダブりのニビル、天獄をエルドの肥やしにも出来ないのが地味に痛かった
あくまで自分の意見ですので
悪しからず
紙勢でも阿鼻叫喚とはとんでもねえ環境ですよこいつぁ………焔聖騎士の煙玉ハンデスでラヴァラー玉弾いてなんとか勝ち抜きましたが普通の展開系デッキ握ってる御仁は相当厳しいのではなかろうか。
話が変わりますがわたくし小さいながらもブログを書いていまして、お名前だけお借りしたいのですがよろしいでしょうか。差し支えございましたらお断りいただいて構いません。
コメントありがとうございます。
煙玉ハンデスギミックはラー玉に対しては非常によく刺さるカウンターで、実際にデュエリストカップでも遭遇して制圧を通してしまった経験があります。いつものボウテンコウ展開のところでローランが出てきて何事かと思いましたが、そのままコリドーからシャルルの流れでハンデスを決められてしまい、かつての【焔聖騎士】を思い出して懐かしい気持ちになりました(個人的に使用していた時期がありましたので……)
ブログについての件、承知いたしました。私の名前でよければご自由にお使いください。
最後の方はエルドリッチ側も醒めない悪夢採用で朱雀を割ったりして対策たみたいですね
ついでに旅路ドラコバックやミラーのワッケーロとかも対処出来るので結構強いと感じました
コメントありがとうございます。
醒めない悪夢は対電脳用のカードとしては優秀で、他の対面でもある程度仕事ができるという点を含めても良いカードだったように思います。
……と言っても私自身は結局デュエリストカップでは途中でエルドを使うのは止めてしまいました(3連続で電脳を踏んで心が折れました)ので、あまり偉そうなことは言えないのですが……。
DCカップだと電脳にメタられた、もしくはメタカードピンで刺されてキツかったという声をよく聞きますね
そもそもエルドリッチがMD(というかランクマッチ)でここまで強い理由は1本先手でなおかつ対面が毎回ランダムという仕様ありきなので
メタゲームが成立する土壌では勝ち辛くなってしまうというのは当然の帰結ではあるでしょうか
もう少し切り込むならランクマッチにおけるメタは「場のモンスター効果・魔法をコンボさせて大量展開する大多数のデッキ」という普遍的な強デッキにターゲットが向いていて
エルドリッチはそこに場のモンスター効果・魔法をメタする上で自身はそれらに依存しないという特徴かがある故に強い
要するに他の大多数のデッキとは別軸のアーキタイプを持ってるが故に強く
大多数メタVS異端という構図が成り立つ「ランクマッチ」というデジタル媒体特有のメタゲームにおける強者である
と考えると何か面白い感じがしますね
コメントありがとうございます。
マスターデュエルにおける【エルドリッチ】は特定のデッキに対して、というよりは展開系全般という広い相手に対してメタを張っているというニュアンスに近く、OCGとはまた似て非なる形のアーキタイプに変化しつつあると感じます。それだけに仮想敵が絞られやすいデュエリストカップでは思うように強みを発揮しきれず、最後まで戦い抜くことができませんでした。
一方、ランクマでは相変わらずの交通事故デッキという感じですが、今後は勅命と虚無というパワーカードを失ってしまう事情もあり、中々立場が難しくなっているのかもしれません。
今後のMDの規制的に勅命と虚無空間とニビル1枚抜いておろかな副葬3枚とかドラグマパニッシュメント3枚、ティラスとガイアドラグーンを抜いてヌトス2枚のほうが強いと感じました。
それか天敵の電脳界対策でパニッシュメント2枚醒めない悪夢1枚も強いと思います。
コメントありがとうございます。返信が遅れてしまいすみません。
パニッシュはエルドにとっては非常に相性の良いカードですし、勅命虚無の枠に採用するのは良い選択かと思います。と言っても、実のところ規制後は(新デッキを組んでリソースが尽きてしまったこともあり)あまりエルドに手を付けていなかったのですが、環境的に相変わらずの勇者天下ということもあってラヴァ玉がより刺さりやすくなった優位面もあるように感じますので、折角ですし何か考えてみようかと思います。