第4期スタート レギュラーパックの体裁変更

2018年6月4日

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【前書き】

 【第3期の歴史39 魔法石の採掘 【サイエンカタパ】の心の友】の続きになります。ご注意ください。

 混沌の第3期を乗り越え、遊戯王OCGは遂に第4期へと突入することになりました。

 カードゲームとしては6年目の歴史を迎えており、日本における代表的なTCGの地位を築き上げていっています。カードゲームを嗜むプレイヤーの間では知らない者はいないと言えるほどであり、ゲームバランスの悪化とは裏腹にその知名度は天井知らずに上がっていたのではないでしょうか。

 

【第4期のカードデザイン レギュラーパックの体裁変更】

 第4期に入ったことでカードのデザインに微調整が入っています。

 とはいえ、カードナンバーに国ごとの専用アルファベットが用意されるようになっただけであり、体裁自体に変更はありません。第3期同様、引き続き世界統一フォーマットを採用している格好です。

 

サーチ防止 シークレットレアの廃止

 一方で、レギュラーパックの内容に関してはいくつか手が加わっています。

 まず最大の変化として挙げられるのは、第4期以降通常パックにおいて「シークレットレア」仕様のレアリティが廃止されたということでしょう。

 具体的な理由についてはここでは伏せますが、いわゆる商業上の都合によるものだったのではないかと言われています。とはいえこれは販売側だけの問題というわけではなかったため、やむを得ない部分もあったのではないでしょうか。

 ただし、完全にこの仕様が廃止されたわけではなく、「PREMIUM PACK」シリーズや一部の限定カードなどでは姿を見かけることもありました。1パックの封入枚数が多い再録シリーズでも同様であり、レアリティ自体の人気は非常に高いものだったことが窺えます。

 一方でこうした限定カード、とりわけ「PREMIUM PACK」シリーズのカードなどは入手が容易でもあり、次第に「光っているがレアではない」という評価が浸透していく結果にも繋がっています。もちろん、中には以前と同じく希少度の高いカードもありましたが、やや割を食っている印象があったことは否めません。

 その後、およそ10年後に「ザ・シークレット・オブ・エボリューション」パックから当レアリティも復活を遂げ、以降は皆勤賞を務めています。しかし、封入率が1箱に1枚と低い上に該当カードが16種類も存在するため、狙ったカードのシークレットレア仕様を引き当てる確率は単純計算で16箱に1枚です。

 自力で引き当てるのは困難極まりないレアカードであり、これをもって以前までの評価を払拭したと言えるでしょう。

 

収録カード60種類に統一 第5期中盤まで

 2点目の変化は、レギュラーパックの収録カード枚数が60種類に統一されたことです。

 これまでは数パックごとに収録数が切り替わるケースが多く、カードの枚数が安定しませんでしたが、第4期からは完全に60種類で統一されるようになっています。これは第5期中盤の2007年まで続き、パック数にして12パック分と丁度1ダースの計算です。

 また、以前までは一部のカードが収録枚数にカウントされておらず、額面上の収録枚数と実際の収録枚数が異なっているなどの問題がありましたが、以降は完全に枚数が一致するようになりました。実際のところ、この枚数の不一致はプレイヤー目線では特に気にされていなかったと思うのですが、やはり商業上は問題がある部分だったということでしょう。

 

ノーマルオンリー廃止 確実にレア以上が封入

 最後の変更点は、ノーマルカードのみのパックが廃止され、確実に「レア」仕様以上のカードが封入されるようになったことでした。

 「レア」仕様とはカードの文字のみが光っているレアリティのことであり、「字レア」「字キラ」などの呼び名で親しまれているカードです。現代のプレイヤーには馴染み深いカードですが、第3期までのパックでは他のレアリティ同様に不確定封入の仕様となっていました。

 そのため、かつては文字通りのレアカードとして見られていたのですが、これ以降はノーマルカードとレアカードの間に位置するカードとして扱われるようになっています。むしろ感覚的にはスーパーレア以上のカードの代わりに封入されているといった形であり、結果として「字レアは残念賞カード」という印象がついて回るようになったことは否定できません。

 とはいえ私個人としましては、こうしたレアリティ如何に一喜一憂する時代は随分前に通り過ぎてしまったため、現代の若年層がどのように考えているのかは分かりかねる次第です。もっとも、時代の流れとして箱買いやシングル買いが主流となっている向きは強く、こうしたパック単品買い特有の緊張感を味わう機会は失われつつあるのかもしれません。

 

【まとめ】

 第4期開始時に行われた主な出来事については以上です。

 ルールは据え置き、かつカードのデザインもほぼ変わらずと前期に比べて大人しい変化ですが、それでもレギュラーパックの体裁が変更されたというのは比較的大きな出来事だったと言えるでしょう。とりわけレアリティ関連の仕様変更は当時も物議を醸し、しばらくは騒がれていたことを覚えています。

 ただ、個人的な話になってしまい恐縮ですが、この時期は本格的に受験の準備が忙しくなっており、おおよそ学校と塾と自宅をぐるぐる回るような生活を送っておりました。遊びらしい遊びをした記憶は皆無であり、当然遊戯王からも距離を置いていた次第です。

 そのため、第4期前半期においては実際のプレイ経験はございません。以降の1年と少しの期間は見聞を多く含む記事内容となってしまいますことをあらかじめ謝罪いたします。

 ここまで目を通していただき、ありがとうございます。

 

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