第1期絶版カードの再録パック アクアマドールくじ

2018年1月2日

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【前書き】

 【第2期の歴史5 早すぎた制限改訂2000/5/15 許されるハンデス三種の神器】の続きになります。ご注意ください。

 通算3度目となる制限改訂の影響は誤差の範疇にとどまる形となり、当時の規制は単刀直入に言って失敗に終わってしまいました。

 ハンデスが飛び交う歪なゲームバランスが改善されることはなく、次第にデュエルそのものが苦痛となっていったプレイヤーも決して少なくありませんでした。

 阿鼻叫喚の状況を尻目に、何事もないかの如く再録パックの販売が連続して行われます。

 

【再録パック 「Vol.1」「STARTER BOX」】

 2000年5月18日、「青眼の白龍伝説-LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON-」が販売され、「Vol.1」「STARTER BOX」から合計61種類のカードが再録されました。収録内容は全て既存カードとなっており、遊戯王OCG全体のカードプールは変化していません。

 パック名にもなっている「青眼の白龍」を始めとして、限定カードである「アクア・マドール」、また「ブラック・ホール」「サンダー・ボルト」「地割れ」「落とし穴」などの優秀なカードが収録されています。特に「アクア・マドール」は出回っている数が非常に少なく、「アクア・マドール」を3枚集めたい層にとっては垂涎もののパックとなっていました。

 ……が、その点を除けば、全体的に需要が薄めのパックであったと記憶しています。

 比較的高価で手の届きにくかった「STARTER BOX」はともかく、「Vol.1」の方はごく普通にショップに在庫が残っている状態だったため、その再録を目当てにした購入はほとんどありませんでした。

 また、内容に関しても目ぼしいところは「EX」とほぼ被ってしまっている状態で、事実上「アクア・マドール」くじと呼んでも語弊がなかった状況です。

 しかし、第2期フォーマットでの再録となっていたことから、特に熱心なコレクターにとっては需要があり、まずまずの収益を上げていたものと思われます。

 

【再録ブースター 「BOOSTER1」「BOOSTER2」】

 2000年6月23日、「Booster R1」が販売され、「BOOSTER1」「BOOSTER2」から合計50種類のカードが再録されました。こちらも完全な再録弾となっており、同じく遊戯王OCG全体のカードプールは増加していません。

 しかし、ここで再録されている「Booster」シリーズはカード自販機、いわゆる「ガチャガチャ」による販売形態を取っていたため、前半期のものは既にショップから姿を消していました。事実上絶版のカード群となっており、やはりコレクターにとっては一定の需要があった商品です。

 ただ、収録内容に関してはプレイヤー目線では全くと言って良いほど収穫がないラインナップで、単刀直入に言って購買意欲に欠ける商品となっていました。

 補足になりますが、「BOOSTER」シリーズ再録パックにもかかわらず、何故か「STARTER BOX」出身のカードが5枚ほど再録されています。いずれも劇場限定発売版の限定カードであり、それらの入手難易度を下げる意図があったのかもしれません。

 

【まとめ】

 当時の再録状況に関しては以上です。

 ハンデスの嵐で荒れ狂う環境とは対照的に、カードプール面では5月、6月と穏やかな変化が続いていました。

 補足として、同年5月21日販売のVジャンプの付録として新規カードが1枚誕生しています。「ガーネシア・エレファンティス」という最上級バニラですが、見ての通り性能に関しては特筆するところもなく、やはり環境に与えた影響は皆無です。

 第2期冒頭から繰り広げられる手札破壊地獄は、今しばらく続いていく形となっていました。

 ここまで目を通していただき、ありがとうございます。

 

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