【マドルチェ】が地味に環境デッキだった頃 世界大会での活躍も
・前書き
・マドルチェ・エンジェリー誕生 【マドルチェ】の心臓
・「第8期以上第9期未満」という独特な感覚
・【マドルチェ】ガチデッキ化 回り切れば最強クラス
・弱点は初動の脆さ 奈落1枚で死亡?
・まとめ
【前書き】
【第8期の歴史27 アーティファクト-モラルタ+神智がぶっ壊れと言われた時代】の続きとなります。特に、この記事では前後編の後編の話題を取り扱っています。ご注意ください。
マドルチェ・エンジェリー誕生 【マドルチェ】の心臓
レギュラーパック「PRIMAL ORIGIN」によって大幅に強化されたカテゴリ、それは【マドルチェ】と呼ばれるデザイナーズデッキでした。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、このカードをデッキに戻す。
また、このカードをリリースして発動できる。デッキから「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは戦闘では破壊されず、次の自分のターンのエンドフェイズ時に持ち主のデッキに戻る。
「マドルチェ・エンジェリー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
上記は「PRIMAL ORIGIN」新規出身の「マドルチェ・エンジェリー」の当時のテキストです。結論を先に言ってしまえば、【マドルチェ】というカテゴリにおいて最大の心臓を務めるキーカードであり、このカード無くして【マドルチェ】は成り立たないと言っても過言ではありません。
とはいえ、「マドルチェ・エンジェリー」がどれだけ優秀なのかを語り始めてしまうとそれだけで1記事になってしまうため、ここでは詳しい解説は割愛します。物凄く大雑把にまとめれば「マドルチェ・ホーットケーキ」と強烈なシナジーを形成していることが最大の理由となりますが、こうして乱暴にまとめるのが勿体なくなるほどに【マドルチェ】の強化に貢献した存在です。
もっとも、単に「マドルチェ・ホーットケーキ」とのシナジーに着目するだけでも相当驚異的な話であることは間違いありません。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、このカードをデッキに戻す。
また、自分のメインフェイズ時に、自分の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターをゲームから除外し、デッキから「マドルチェ・ホーットケーキ」以外の「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
「マドルチェ・ホーットケーキ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
恐らく【マドルチェ】をよく知らないプレイヤーであっても一瞬でシナジーを把握できるほどに噛み合ったカードであり、まさに「マドルチェ・エンジェリー」とは運命の赤い糸で繋がった関係に置かれています。
少し話が逸れますが、元々【マドルチェ】は何をおいても「マドルチェ・ホーットケーキ」を通さなければ始まらないデッキです。ほとんど全ての展開が「マドルチェ・ホーットケーキ」のリクルートを起点に成り立っているため、これを機能させなければデッキがうんともすんとも言いません。
しかし、カテゴリの共通効果の関係で墓地コストの安定調達が難しく、この解決を【マドルチェ】以外のギミック(※)に頼らざるを得ないというボトルネックを抱えていました。
(※代表的なのが【TG】出張ギミックです)
ところが、「マドルチェ・エンジェリー」はこうした諸問題を1枚で解決することができます。つまり従来のように外付けのギミックに依存する必要がなくなったということであり、実質的には「マドルチェ・エンジェリー」の誕生をもってようやくテーマが完成したと言っても過言ではないでしょう。
もちろん、単純に「マドルチェ・ホーットケーキ」の初手存在率を高めるという意味でも非常に有用なカードであり、これを得たことによる【マドルチェ】の恩恵は計り知れません。
「第8期以上第9期未満」という独特な感覚
その一例として、「マドルチェ・エンジェリー」を絡めた展開を下記に示します。
①:「マドルチェ・ミィルフィーヤ」を召喚し、効果で「マドルチェ・エンジェリー」を特殊召喚する。
②:「マドルチェ・エンジェリー」をリリースして「マドルチェ・ホーットケーキ」をリクルートする。
③:「マドルチェ・ホーットケーキ」の効果で「マドルチェ・メッセンジェラート」をリクルートする。(※除外コストは「マドルチェ・エンジェリー」)
④:「マドルチェ・メッセンジェラート」の効果で「マドルチェ・シャトー」をサーチし、発動する。
⑤:「マドルチェ・ミィルフィーヤ」「マドルチェ・ホーットケーキ」の2体で「虚空海竜リヴァイエール」をエクシーズ召喚する。
⑥:「虚空海竜リヴァイエール」の効果で「マドルチェ・エンジェリー」を帰還させる。(※素材コストは任意)
⑦:「マドルチェ・エンジェリー」「マドルチェ・メッセンジェラート」の2体で「クイーンマドルチェ・ティアラミス」をエクシーズ召喚する。
⑧:「クイーンマドルチェ・ティアラミス」の効果で相手フィールドのカードを2枚までデッキバウンスする。(※自身のエクシーズ素材1つ+手順⑥で取り除いた素材を使用する)
⑨:「マドルチェ・シャトー」の効果が適用されるため、⑧で使用した【マドルチェ】2体はデッキに戻る代わりに手札に戻る。
以上の手順により、自分側で+3アド、相手側で-2アド、つまりは最大で5枚分ものアド差をつけることができます。盤面にアド源となるエクシーズモンスター2体を設置し、さらに対象を取らないデッキバウンスという最高峰の除去を経由した上での5アド展開であり、初動2枚から始まったとは思えないほど凶悪な動きです。
おまけに手順⑨で回収するカードを「マドルチェ・エンジェリー」「マドルチェ・ミィルフィーヤ」にすれば次のターンも同様の展開が狙えるなど、アドバンテージの取り方が第8期以前のデッキとは根本的にややズレています。主に古参プレイヤーの間で俗に「遊戯王してない感」などと称される例の感覚であり、前記事の「神智モラルタ」同様に「第8期以上第9期未満」のパワーを持っていたと言えるカード群です。
【マドルチェ】ガチデッキ化 回り切れば最強クラス
モンスターカード(20枚) | |
---|---|
×3枚 | 増殖するG |
マドルチェ・エンジェリー | |
マドルチェ・ホーットケーキ | |
マドルチェ・マジョレーヌ | |
マドルチェ・ミィルフィーヤ | |
マドルチェ・メッセンジェラート | |
×2枚 | D.D.クロウ |
×1枚 | |
魔法カード(10枚) | |
×3枚 | サイクロン |
×2枚 | 禁じられた聖槍 |
マドルチェ・シャトー | |
マドルチェ・チケット | |
×1枚 | 大嵐 |
罠カード(10枚) | |
×3枚 | デモンズ・チェーン |
×2枚 | 強制脱出装置 |
奈落の落とし穴 | |
×1枚 | 激流葬 |
スターライト・ロード | |
マドルチェ・ハッピーフェスタ | |
エクストラデッキ(15枚) | |
×3枚 | |
×2枚 | 虚空海竜リヴァイエール |
クイーンマドルチェ・ティアラミス | |
×1枚 | スターダスト・ドラゴン |
インヴェルズ・ローチ | |
ガガガガンマン | |
機装天使エンジネル | |
深淵に潜む者 | |
No.16 色の支配者ショック・ルーラー | |
No.30 破滅のアシッド・ゴーレム | |
No.101 S・H・Ark Knight | |
No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド | |
M.X-セイバー インヴォーカー | |
励輝士 ヴェルズビュート |
(※上記は個人的に使用していた【マドルチェ】のデッキレシピです)
上述の通り、「マドルチェ・エンジェリー」は当時の【マドルチェ】にとってはまさに革命的な存在で、これ以降【マドルチェ】はいわゆるガチデッキの仲間入りを果たすことになりました。
実際、デッキが回った時の爆発力は間違いなく当時の環境トップクラスであり、展開が上振れすれば【AF先史遺産】は言うに及ばず、あの【征竜】にすら一方的に勝つことができます。
もちろん、この時期の【征竜】は度重なる規制によって全盛期の足元にも及ばない出力にパワーダウンしていましたが、それを踏まえても元々カジュアルデッキの一種に過ぎなかった【マドルチェ】が環境デッキとも戦えるようになったことは驚異的な話です。カテゴリ成立から2年もの下積み期間を経てようやく花開いた格好であり、その点においてはキャラデッキから成り上がった【先史遺産】とも共通するところがあります。
ちなみに、【マドルチェ】はデッキコンセプトの都合上フィールド魔法を標準搭載しているため、この時期に大流行していた「竜の渓谷」を安定して上書き処理(※)できるという地味ながら大きな強みも持っていました。
(※当時のルールではフィールド魔法は1枚しか存在できない扱いでした)
もちろん、逆に自分が上書きされるリスクも存在しますが、こちらは「マドルチェ・メッセンジェラート」によって安定的にサーチできるため、一旦デッキが回り始めた後はほぼ確実に上書き状態をキープできます。また、墓地に行った「マドルチェ・シャトー」も「クイーンマドルチェ・ティアラミス」のコストに逆利用しやすく、状況によってはむしろ友情コンボ(※)のようになることさえあったほどです。
(※実際、【マドルチェ】ではコスト確保のために自分の「マドルチェ・シャトー」を「マドルチェ・シャトー」で上書きするケースもあります)
将来的にはマスタールール3の導入とともに消滅してしまう優位点ですが、それまでの1ヶ月強の間は中々侮れない活躍を見せていた【マドルチェ】固有の強みです。
弱点は初動の脆さ 奈落1枚で死亡?
とはいえ、そんな【マドルチェ】もトーナメントシーンでは苦しい戦績が続いていたことは否定できません。
単純な話、【マドルチェ】はデッキが回り切れば最強クラスのパワーを発揮する反面、そうでなければ勢いが全く出ないという非常に気難しいデッキでもあったからです。
よく言われるのが「初動札の枚数に不安がある」という弱点ですが、やはりそれ以上に致命的なのは「妨害耐性が無さすぎる」という根本的な欠陥だったのではないでしょうか。
これまでの解説の通り、【マドルチェ】は「マドルチェ・ホーットケーキ」を通すことによってスイッチが入るデッキです。よって「奈落の落とし穴」などの汎用除去は言うに及ばず、「エフェクト・ヴェーラー」「増殖するG」といった代表的な手札誘発でも立ち止まってしまい(※)、満足に盤面を作れないままターンを渡すことを余儀なくされます。
(※むしろ途中で立ち止まれないため、最低でも2枚はドローされてしまうのですが……)
この「満足に盤面を作れない」というのは文字通りの意味で、何らかの制圧力を持つモンスターはおろか、まともに高打点モンスターを置くことすらままなりません。要するに相手にとって脅威となるカードを一切用意できないため、実質的には各種汎用罠・手札誘発に防御を任せるしかなくなるわけです。
この初動の鈍重さは率直に言ってあまりにも致命的であり、ゲーム最序盤の遅れを取り戻せないまま負けてしまうことは決して少なくありません。「マドルチェ・マジョレーヌ」からスタートした場合は更に1ターン潰れてしまうため、下手をすると本当に「奈落の落とし穴」1枚でゲームを落としかねない危うさがあります。
一応、この対策として「二重召喚」や「血の代償」などを積んで展開に厚みを持たせる試みも行われていましたが、やはり根本的な解決にはならず、終始初動の脆さに頭を悩まされ続けていました。こうした【マドルチェ】の弱点は現在に至るまで解消されておらず、これがある程度改善に向かったのは第10期に「マドルチェ・プティンセスール」を獲得した時のことです。
とはいえ、上述の通り【マドルチェ】が2014当時の水準を一部上回るポテンシャルを秘めていたことは間違いありません。
実際、2014年の世界大会ではジュニアの部において準優勝を果たすという快挙を成し遂げており、【マドルチェ】の持つ可能性を大々的に実績として示しています。これは大会限定で特殊なカードプールが設定されていた背景も無関係ではありませんでしたが、それを踏まえても驚異的な話であり、地力の不安定さに負けない健闘を見せていた良テーマだったのではないでしょうか。
【まとめ】
【マドルチェ】についての話は以上です。
カテゴリそのものは2012年4月頃には既に成立しており、それ以降も細々とサポートを獲得していたテーマですが、展開の不自由さから長らく環境レベルでは日の目を見ない状況が続いていました。しかし、第8期終盤にて「マドルチェ・エンジェリー」という次世代兵器を得たことで遂に花開き、2年越しにメタゲームの舞台に上がることに成功しています。
また、こうしたゲーム的な背景とは別に、いわゆる「イラストアド」の面でも人気の高いカード群であり、今なお多くのファンを持つOCG屈指の名カテゴリと言えるでしょう。
そして、遊戯王OCGの第8期の歴史はここまでで以上となります。長時間記事にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
第8期の歴史の執筆お疲れさまでした。いつも楽しく読ませて頂いてます。
このサイトができた当初から、征竜魔導の項が来るのを待ち続けてました。まさか2年間かかるとは
第9期に関してはもはや思い出すだけで戦々恐々としますが、こうして懐かしむ(?)分には楽しいと思います。いやホントに楽しいか疑問になってくることもないっちゃあないですが
なんにせよ、来年の更新、楽しみに待っております!
コメントありがとうございます。
こちらこそ、2年前からこのような趣味全開のブログにお付き合いくださり、ありがとうございます。征竜魔導は当初からずっと温めていたネタで、この2年間で何度もメモ帳に走り書きを残していました。
始めた頃は道のりの長さに途方に暮れることもありましたが、無事に辿り着けて安心しています。
このサイトの記事、本当に面白くて毎日愉しく読ませて貰っています。
再開するの、楽しみに待っていますね。
コメントありがとうございます。
なるべく早く再開できるように頑張ります。少なくとも失踪だけは絶対にしないようにしたいです。(前科一犯)
8期の更新お疲れさまでした。歴史の振り返りも大分現在に近づいてきましたね。
Twitterが来月から規約変更で、半年以上放置されている休眠アカウントが削除されるようになるそうです。
9期の準備で長期間空いてしまうようでしたら、挨拶や進捗報告など何かしらの形でツイートした方がいいかもしれません
コメントありがとうございます。
Twitterの規約変更についての情報提供、ありがとうございます。これまでは控えていましたが、今後は手動ツイートも織り交ぜていくように心がけます。
8期執筆お疲れさまでした。9期以降は環境に影響を与えるカードプールの更新が8期以前とは比べ物にならないため、大変かとは思いますが楽しみにしております。
コメントありがとうございます。
ひとまず執筆の前に情報を整理するところから始めなければなりませんが、それだけで半年はかかりそうな勢いです。ここで手を抜くと数ヶ月分の記事が丸々書き直し(1敗)などということが起こってしまいますので、しっかりメタゲームの動きは把握しておきたいと思います……。
8期お疲れ様でした。
8期を締めくくる最後の記事が今でも愛用している【マドルチェ】だったのは嬉しいです。
マドルチェはプティンセスールを入れてほんのり妨害に強くなったとはいえ誘発が全て刺さるという致命的な弱点はそのままなのでガチデッキにはなれないですが、ファンデッキというにはパワーが高すぎるという中途半端な立ち位置なのでフリーで使うには難しいんですよね…笑
さて今日の遊戯王が完成したといっても過言ではない9期の執筆、大変だと思いますが楽しみにしてますので頑張ってください。
コメントありがとうございます。
マドルチェは高い出力を持ちながらも非常に線の細いデッキで、相手の妨害を踏んで動きが止まった結果、実質マジョレーヌを出しただけのゲームになってしまうこともよくありました。
第9期は当時は激流に飲まれる木の葉のような心境でしたが、遊戯王というカードゲームの行く末を決定付けた背景もあり、歴史的な観点においては非常に重要な世代だと考えています。
8期環境の執筆お疲れ様でした。
メタの複雑化が進んだ太く長い8期環境を網羅された、管理人様の遊戯王への造詣と愛の深さに感服致しました。
始まりから遊戯王の歴史を辿ってこられたこのブログも、いよいよ大変革の9期に入る事で、大変な仕事とは存じますが、いっそう楽しみにしてお待ちしております。
コメントありがとうございます。
元々は単なる自己満足で始めたことではございますが、気付けば多くの方々にご覧いただけるようになり、たいへん嬉しく思っております。一時は執筆の手が止まってしまうこともありましたが、何とか活動に一区切りつけることができました。これもひとえに読者の皆様の応援のおかげです。
今後も精進してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
第1期から読み始めて、とうとう最新記事まで追いつきました。
自分がプレイしていなかった時代には「へぇ、大まかな話には聞いていたけど、なるほどこういうメタゲームがあったのか!」、プレイしていた時代には「そうそう、これなんだよ。このカードはやっぱり印象的だよね」などと思いながら……これを無料で読んでしまえるのが申し訳ないくらいです。
特に良かったのはなんといっても【征竜魔導】時代の記事ですね。煮詰まった環境の酷さと面白さの両方が伝わってきて、本当に読み応えのある記事でした。
年末年始も風邪等ひかれることなく、健やかでドロー運に恵まれた良いお年をお迎えください。
コメントありがとうございます。
こちらこそ、このような趣味全開のブログにお付き合いくださり、ありがとうございます。元々は自給自足で始めたことではございますが、どうにか2年間活動を続けることができました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。
【征竜魔導】は個人的にも思い入れのある時代で、これがブログを始めるきっかけの1つにもなっております。それなりに気合を入れて書き上げたつもりですので、高評価をいただけて嬉しく思います。
(ちなみに、今年の初デュエルは事故で終了しました。ドロー運はあまり良くないらしいですね……)
いつも楽しく読ませて貰っています。8期の執筆と1年間の更新お疲れ様でした。
来年はペンデュラム、リンク、もしかしてラッシュと本当に大変な環境を取り扱うと思いますが・・・
特にリンク召喚期は販促の為の筈のアニメでもソリティアの極地だったので・・・ここの解説を楽しみしています。
コメントありがとうございます。
リンク召喚は情報判明直後のショップ閉店騒動に始まり、色々な意味で衝撃的な話題に事欠かない世代だったように思います。
ただ、第9期だけでも週1ペースでコンスタントに書き続けてギリギリ年内に間に合うかどうかという過密スケジュールとなっておりますので、リンク世代にはちょっと手が届かないかもしれません。以前は3日に1記事のペースで書けていたのですが、近代遊戯王は調査すべきこと+書くべきことが増えすぎて1記事あたりの労力が……すみません。
数日かけて最初から最後まで一気読みしてしまいました。本で出版されても全くおかしくない、むしろ公式解説本より正確でわかりやすい内容でした。こんな質の高いものを無料で読ませていただきありがとうございます。続きが楽しみです。
コメントありがとうございます。
こちらこそブログをご覧いただけて嬉しく思います。続きも少しずつ書き溜めていますので、遅くとも年内には再開できればと考えております。
ただ、現在はデュエリストアドベントの記事だけで1ヶ月ほど足止めを食らってしまっている状況です。しかもまだ中編の途中という体たらくなので、そろそろ本腰を入れないとペース的にかなり不味いかもしれません……。
今第1期から少しづつ読んでいます。
当時の遊戯王を取り巻く環境や空気を感じることができ本当に面白いです。
コメントありがとうございます。
面白いと言っていただけて嬉しく思います。現時点では15年分の歴史をまとめてありますので、お時間のある時にご覧いただければ幸いです。
ここ2週間ほど最初から楽しく読ませていただきました。
序盤は自分の知らない過去の歴史、途中からはある程度体験してきた懐かしの歴史というように2度楽しめました。
ペンデュラム以降は殆ど離れてしまった為、未知の歴史として楽しみにさせていただきます。
読むだけでもかなりの時間を要するこの文量、執筆の大変さは想像以上かとは思いますが、頑張ってください。
コメントありがとうございます。
こちらこそ2週間もの間ブログにお付き合いくださりありがとうございます。このブログを第8期まで書き上げることができたのもひとえに読者の皆様のおかげです。
第9期以降の記事については、まだ未確定ですが一括投稿ではなく小出しにしていく方針も検討しておりますので、もしかしたらもう少し早く再開できるかもしれません。