突然変異(メタモルフォーゼ)がいまだに禁止から緩和されない理由とは
【前書き】
遊戯王OCGに存在する禁止カードの中に、「突然変異」と呼ばれるカードが存在します。
自分フィールド上モンスター1体を生け贄に捧げる。生け贄に捧げたモンスターのレベルと同じレベルの融合モンスターを融合デッキから特殊召喚する。
自分フィールドのモンスター1体をリリースし、そのレベルに等しい融合モンスター1体をEXデッキから特殊召喚する効果を持った魔法カードです。かつて第4期に【変異カオス】のキーカードとして、そして第5期に【デミスドーザー】のサポートとして暴れ回ったことから禁止カードに指定されたという経歴の持ち主として知られます。
スペックを見る場合、レベルを揃える必要があるという制限、またカード・アドバンテージを失うなどのデメリットはありますが、高レベルの融合モンスターには「ナチュル・エクストリオ」などの強力な制圧系モンスターが存在します。そのため、【融合召喚】における踏み倒し手段の一つと考えれば「それなりに」有用なカードであるとは言えるでしょう。
しかし、類似カードである「デビル・フランケン」と比べてしまえばほぼ下位互換の性能でしかなく、魔法カードゆえにサーチ・リクルートにも対応しないなど、制約や腐りやすさを考慮すれば到底実用レベルの性能ではありません。長年禁止カードに指定され続けている関係でパワーカードと誤解されることも多いですが、今となっては完全に時代に取り残されたカードです。
この記事では、そんな「突然変異」が未だに禁止カード指定を受け続けている理由について考察いたします。
突然変異は弱い? 悪用方法もほぼない微妙カード
最も有力と思われる理由があるとすれば、それは恐らく「何らかのコンボに悪用される危険性があるから」という結論に着地することになるでしょう。
実際、前書きにて取り上げた「ナチュル・エクストリオ」にアクセスできるカードは「デビル・フランケン」を除けばいずれもロマン的な側面が強く、それらと比べれば「突然変異」はまだ使い出があると言えなくもありません。現在のカードプールでは「時械神」などの用意が簡単なレベル10モンスターも多く、シンクロ召喚のギミックを絡めればメインデッキの圧迫も最小限に抑えることができます。
他にも、「異星の最終戦士」や「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」など「突然変異」で出せる有用なモンスターは多く、決して全く役に立たないわけではない、ということが分かります。
しかし、そこまでするくらいなら素直に「デビル・フランケン」を使えばいい、という話に逆戻りしてしまうこともまた事実です。
というのも、「突然変異」を真面目に使うことを考える場合、デッキ構築段階ですら「突然変異」以外では出せない融合モンスターにエクストラ枠を圧迫されるほか、実際のデュエルではサーチ不可能な「突然変異」を引き込んだ上で種となるモンスターを用意するという難題を乗り越える必要があります。なおかつ、そこまで苦労したところで得られるのは高レベル融合モンスターが1体だけであり、全く労力に見合った対価とは言えません。
一方、「デビル・フランケン」側はモンスターカードゆえに豊富なサーチ・リクルート手段があり、「突然変異」よりも遥かに有意義に運用することができます。唯一の弱点である膨大なライフコストもカード消費を帳消しにできる利点を打ち消すほどではなく、むしろ「念動増幅装置」+「リプロドクス」のコンボでそれすら踏み倒す(※)ことが可能です。
(※というより、実を言うと「デビル・フランケン」1枚から「念動増幅装置」と「リプロドクス」を揃えられるため、実質デビフラ自身が無限デビフラコンボを内蔵しているとも言えます)
もちろん「デビル・フランケン」はコンボではなく普通に1枚で使うこともできるため、その点においてもやはり2枚必須の「突然変異」の扱い辛さが目立ちます。召喚権を消費することについても「水晶機巧-ハリファイバー」+「鎖龍蛇-スカルデット」などのギミックとの併用、要するに適当なチューナーとセットで使うだけで実質帳消しにできてしまうため、同じ2枚消費なら「デビル・フランケン」でいいということになってしまうのです。
つまり結論として、「突然変異」は普通に使うと「デビル・フランケン」のほぼ下位互換であり、何らかの悪用方法を捻り出さない限り差別化することができませんが、無理やり悪用したところで重すぎるコストに釣り合う見返りが得られない以上そもそも悪用する価値すらない、といったカード評価をつけざるを得ません。汎用カードとしてもコンボカードとしても弱すぎるということであり、このカードの危険性は根本的に考慮に値しないレベルなのではないでしょうか。
ですが、そうした状況であっても「突然変異」が今なお禁止カード指定を受け続けている現実は動きません。そこに何らかの理由が存在することは明白であり、そうでないとしたら「単に放置されているだけ(※)」ということになってしまいます。
(※個人的には、実際忘れられているだけではないのか? とも思うのですが、ここではその仮説はあえて無視します)
ともあれ、カードパワー的な問題がないのであれば、次点の候補は「商業的な理由」に行き着きます。
具体的には、あるカードを規制強化・緩和することで開発側に何らかの不利益が発生する場合、その実行が見送られるのはやむを得ない部分もあります。これは遊戯王OCG界隈ではよく起こることであり、例えば「水晶機巧-ハリファイバー」が禁止カード化されないのも恐らくはこの辺りが理由でしょう。
しかし、「突然変異」が規制緩和されることで売り上げないし評判が落ちる可能性というのは、素人考えではありますが万に一つもないのではないかと思われます。また、仮にあったとしても媒体の巨大さを鑑みれば誤差でしかなく、むしろ「禁止カードに居座り続けることの不自然さ」を上回っているとはとても思えない、というのが正直なところです。
【まとめ】
つまり、これらを総括して考える限りにおいて、「突然変異」が禁止カードに指定されている理由は「そもそも何もない」という結論に収まってしまう格好となります。つまり、かつての「同族感染ウィルス」がそうであったように、禁止カードに指定されていること自体が何かの間違いのようなカードであり、緩和される時はあっさり緩和されるようなカードなのではないでしょうか。
……こんなことを考察して一体何の意味があるのかとも思いましたが、残念なことに否定材料が全く見当たらず、出てしまったものは仕方がないと諦めて記事にしたためた次第です。もしかすると何か見落としがあるのかもしれないとも考えましたが、考えれば考えるほど「突然変異」の弱さが浮き彫りになってしまい、これ以上は私個人の発想力を超えているため、この辺りで考察を切り上げることといたします。
ここまで目を通していただき、ありがとうございます。
ディスカッション
コメント一覧
強さ的にはまさに記事の通り、制限解除して問題ないと思います。
しかしゲームデザインの観点からすると、レベルを合わせればデッキ問わず気軽に大型融合モンスターを出せる点が、非常に邪魔なんじゃないですかね。
融合モンスターを作るときにこのカードとのコンボを気にする必要があるので…
タイラントネプチューン+ナイチンゲールのようなコンボがリリース後に発覚する可能性が高いですからね。
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、ゲームデザイン的な観点で邪魔になることが懸念されている側面はあるかと存じます。
ただ、やはり「デビル・フランケン」というほぼあらゆる面で「突然変異」の上位互換に近いカードが現役を務めている以上、その時点でこのカードの危険性は考慮に値しないレベルではないかというのが個人的な見解です。
記事を読み返してみるとこの辺りのことを上手く説明できていないように感じましたので、記事にその旨を追記いたしました。説明不足になってしまってすみません。
デバフラと違う点としてはメインデッキに入れる必要があるカードが「突然変異」のみである所だと思います。
デビフラは決まった時こそぶっ壊れですけど、メインデッキ、エクストラデッキ共に消費が激しく召喚権も使うので専用構築する必要がありますからね。
特定のレベルを簡単に用意できるデッキであれば「突然変異」とそのレベルの有用な融合モンスターを数枚積むだけで成立するので、テーマの強い動きをしながら最後のダメ押しで制圧効果や高打点のモンスターを並べられるので悪さをすることは否めないかと思われます。
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、テーマ単独では制圧力が不足するタイプのデザイナーズデッキにおいて、足りない制圧力を補う目的で使うという運用方法であれば突然変異を実用化できなくはないと思われます。
ただ、その使い方であればデビフラを普通に使うのと大差なくなってしまいますので(例えば【メタルフォーゼ】や【インフェルノイド】のデビフラのように)、ギリギリ大目に見ても相互互換止まりではないかというのが個人的な見解です。デビフラは普通に使う分にはメインもエクストラも1枠ずつで済み、むしろ突然変異よりも軽いカードですので……。
もちろん相性次第ではデビフラよりも突然変異の方が扱いやすいテーマはあるかと思いますが、デッキが回らないと発動すらできない上にサーチもできないとなると、やはり相当苦しい性能のカードという位置付けにならざるを得ないように思います。
(というより、方法にこだわらないなら突然変異の代わりの枠に虚無空間や王宮の勅命辺りを入れるだけで実質上位互換の動きができてしまいます……)
カオス時代だと混沌黒魔術師かカオスソルジャー開闢の使者または混沌帝龍ー終焉の使者に使えばサイバー・
ツイン・ドラゴンを簡単に呼び出せるから昔のゲームのEXデッキに使ってたなぁ しかもカオスソルジャの効果「除外」を使ってからリリースして死者蘇生でカオスソルジャー(いったんフィールドに出さなと不可)を蘇生したら攻撃もしくは除外効果が使えて 恐ろしいコンボをやってたな(果たしてこれコンボなのか?)
1墓地の光と闇を除外してカオスソルジャー開闢の使者を特殊召喚
2カオスソルジャー開闢の使者の効果を使って相手モンスタを除外
3突然変異(メタモルフォーゼ)を使いカオスソルジャー開闢の使者リリース
4効果でサイバー・ツイン・ドラゴンを特殊召喚
5死者蘇生でカオスソルジャー開闢の使者を特殊召喚して攻撃直撃なら合計ダメージが8600
やり方がこうでしたうまく説明できなかったらすみません
コメントありがとうございます。
開闢からの変異ツインは知る人ぞ知る古の最強コンボだと思っています。実際にOCG環境でも【変異スタン】時代に脚光を浴びていましたし、個人的にもこれで負けたゲームは特に記憶に残っています。
(ただサイバーツインが出た時には終焉は既に禁止カード、混黒もスタンではあまり使われていなかったイメージはあります……)
大型出すならデビフラでいいじゃん!となるなら逆にデビフラで出すほどでもない簡易融合とEX枠を共有できるモンスターを出すのはどうでしょうか
サクリファイス融合モンスターでも立てるか沼地のドロゴンで対象耐性を得る程度しか選択肢無さそうですが……
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、簡易融合との併用を前提にする場合であれば大型を出す運用よりはリスクを下げられる可能性はありそうです。特にレベル1を安定的に供給可能なデッキにおいては実質2枚目以降の簡易融合として機能するケースもあるかもしれません。
ただ、基本的にはカード・アドバンテージでは1枚分の損となる上に、高確率で事故札となるカードをデッキに入れなければならず、そこまでする割には成功した時のメリットもさほどではないとなりますと、やはり実用性を求めるのは厳しいカードではあるのかもしれません。
突然変異はレベル7以上のエクシーズを使用するデッキで使われる可能性があると個人的には思っています。レベル7・8の融合は強力な物が多いため、最低でもピン刺しでの切り札的位置での使用なども出来ると思います。
それから、真紅眼・真龍でも使われる可能性があると思います。真紅眼はスラッシュドラゴンがレベル7なので、真紅眼に突然変異を使えば出せます。真龍はほぼレベル9のみで構成されたテーマであり、EXを基本使わないため、枠を割くもくそもありません。なので突然変異を採用しやすいと思います。
以上の事から、制限解除しても使われないということはないと思いますが、それでも禁止のままにした方が良いレベルのカードではないですね…
というか、色々面白い事出来そうなので解除してほしい一枚。
コメントありがとうございます。
突然変異は禁止カードとして見てしまうと弱さが目に付いてしまいますが、逆に禁止カードと思わなければ「何か面白いことができそうなカード」的な立ち位置につけるカードなのかもしれません。少なくとも何かしらの用途には使えそうな気配はありますし、上手く活用できるデッキを考えてみるのも面白そうです。
いつも楽しく拝読しております。5期後半~7期中盤頃までプレイしており、マスターデュエルで復帰した者です。
《突然変異》の考察も鋭い切り口に大変感心しております。
素人考えで恐縮ですが、《突然変異》が禁止カード指定を抜け出せないのは、プレイヤー側からの解除要請が少ないことも理由の一つなのではないでしょうか?
《突然変異》はデッキビルダー的視点で見れば「何か面白いことが出来そうなカード」「あまり強くはないテーマを一定レベルまで引き上げられる可能性のあるカード」ではあるのですが、私も含めた大多数のプレイヤー(いわゆるコピーデッカー)から見る《突然変異》はEXの必須カード枠・選択肢が増えるだけの厄介な存在にも映ります。
ご承知の通り高レベルモンスターが簡単に出せる現代の遊戯王において、《突然変異》はデッキへ雑に投入しても一定程度の仕事をこなすことが容易に想像できます。それ故に高レベルモンスターを出せてEX枠に余裕のあるデッキにおいては(比較的対処の難しい通常魔法カードであることも含めて)《突然変異》は禁止を解除されれば融合モンスター諸共すぐに汎用・必須カードと化す危険性が”あるように感じられる”カードなのです。
新パックの新カードならともかく、再録から8年以上経っている《ナチュル・エクストリオ》などの優良融合モンスターを今から集めるのは率直に言って面倒くさい。
一方《デビル・フランケン》については、そのライフコストから何らかのコンボ前提”であるように受け止められる”上、モンスターカード故の対処のしやすさから自分では採用せず押し付けられる側・ただ対処する側に回ってもどうにかなるだろうと安心できる”気がする”のではないかと思います。
また、原作再現・当時再現などの愛着という視点から見ても、《デビル・フランケン》ほど《突然変異》が好きというプレイヤーはあまり多くはないようにも思います。
ご考察の通り実態としては《デビル・フランケン》の下位互換かせいぜい相互互換に過ぎない《突然変異》ではありますが、《突然変異》は使った時の爽快感は《デビル・フランケン》ほど大きくないであろう割に使われた時の理不尽感は《デビル・フランケン》より大きいカードなのではないか…と私は考えます。
主観的意見を根拠とする非常に薄弱な推察ではありますが、プレイ体験の向上という点に於いて《突然変異》の禁止解除は大多数のユーザーが望まない限りは今後もありえないのではないか…と思う次第です。
コメントありがとうございます。
突然変異の規制理由について、カードパワーからではなくプレイ体験から切り込んだ考察は目から鱗でした。どちらかというと使われた側が理不尽に感じてしまう傾向にある一方で、使う側はそこまで強さを体感しにくいという性質のカードではありますし、(言葉は悪いですが)無い方が嬉しいカードと言われても否定はできないのかもしれません。
突然変異は召喚獣やミドラーシュなども出てくるので個人的には厳しいなぁとは思います
特に純ルーンなどは融合モンスター出してそのあとカリギュラチェンジできたりと、大分ヘイトを稼ぎそうなカードになりそうな気がします、(サーチできませんがフィールド魔法でデッキ回せますし)
コメントありがとうございます。
実は突然変異は融合召喚扱いではなくただの特殊召喚扱いとなっていますので、ミドラーシュ含め出せないモンスターが多いという欠点があったりします。とはいえ純ルーンであればエクストラゾーンを空けられる面でシナジーがありますし、簡易融合にはこなせない仕事ができる気配はありそうです。
反面、ルーンではまずフギンを置きたいことを考えるとレベルが合わない問題が出てきてしまう都合上、やはりどうしても突然変異というカードの構造上の欠陥は解決が難しいと感じます……。
楽しい記事をいつもありがとうございます
遊戯王LOTDというゲームだと禁止制限を無視してCPU戦ができるので
当然突然変異も組み込めるのですが、流石に昔ほど無双はできないですね
特にサーチ手段に乏しいですから欲しい時に手札に来ないですし
(もしも突然融合とかいう名前だったらもっと強かったでしょうか?)
最近のカードは「融合召喚でのみ~」とか「融合召喚したこのカードが~」とか
「融合召喚に成功した場合~」とか「融合素材の数だけ~」とか縛りも強いですし
ついでに、僕は上記のゲームで【変異青眼】というのを組んでます
EXデッキはWWクリスタルベル、ガトリング、サイバーツイン、スターヴヴェノム
ボムフェネクス、ハーケンクラーケン、オリハルク、流星竜、爆裂龍と
何のデッキだよと言いたくなる状態です。
このゲームは融合召喚するとスキップできない融合演出が流れてテンポが悪くなるので
演出の流れない突然変異はゲームテンポを崩さずに多彩な融合モンスターを使える上に、
色々なコンボを考えられて楽しいです。
目覚めの旋律でレダメを捨てて青眼、亜白龍をサーチして亜白龍SSから
除去効果を使い、変異してクリスタルベル、レダメコピーして亜白龍SSという
流れが結構気に入ってます。
コメントありがとうございます。
突然変異はかつては非常にパワフルなカードで、これ1枚で戦局が変わることもざらにあるカードだったように思います。デミス時代に至ってはワンキルパーツにもなったほどですし、実績そのものは他の禁止カードにも引けを取らないと言えそうです。
流石に現代のゲームスピードで現役当時ほどの活躍を望むのは難しいですが、現代仕様にチューンナップした変異デッキを組んでみるというのも趣深いかもしれません。
仮に禁止解除がされるとしたら突然変異をターン1効果かつEXデッキから融合召喚扱いで特殊召喚出来る融合モンスターを「リリースしたモンスターのレベル以下」と「突然変異の効果で特殊召喚したターンは効果を発動出来ない」のエラッタ付けるかしないと難しいと思いますよ。バブルマン・ネオといった突然変異が禁止になった煽りを受けたカードもありますし・・・・・・。
コメントありがとうございます。
現実問題として、突然変異をそのままの性能で復帰させる商業上のメリットはそれほど無いと言えますし、おっしゃる通りある程度バランスを取りつつ強化を入れない限り実用性を見出すのは難しいカードなのかもしれません。
王家の神殿が禁止だったことはこれのせいで事実上聖獣セルケドも禁止で使えなかったな 突然変異の制限か準制限か復帰して欲しいなぁそうしないとE・HEROバブルマン・ネオが・・・
コメントありがとうございます。
バブルマンネオは遊戯王においても屈指の不遇カードという印象です。一応、通常召喚できない点を活かして推理ゲートのギミックに組み込むといった活用法がないわけではありませんが、やはり本命の使い方をしてこそというのはあり、このカードのためにも突然変異の復帰が望まれるところです。