【デミスドーザー】の歴史・時代ごとのデッキレシピまとめ

2019年1月28日

【前書き】

 【デミスドーザー】の大まかな歴史・時代ごとのデッキレシピについてまとめています。メタゲームやデッキ概要の解説については下記のリンクをご参照ください。

 

2006年11月(成立直後・【デミスゾーク】期)

サンプルデッキレシピ(2006年11月16日)
モンスターカード(21枚)
×3枚 ジェネティック・ワーウルフ
終焉の王デミス
センジュ・ゴッド
ソニックバード
マンジュ・ゴッド
×2枚 青眼の白龍
冥府の使者ゴーズ
闇の支配者-ゾーク
×1枚  
魔法カード(9枚)
×3枚 高等儀式術
×2枚  
×1枚 押収
大嵐
サイクロン
天使の施し
貪欲な壺
早すぎた埋葬
罠カード(13枚)
×3枚 正統なる血統
ダスト・シュート
マインドクラッシュ
×2枚  
×1枚 激流葬
聖なるバリア -ミラーフォース-
破壊輪(エラッタ前)
リビングデッドの呼び声
エクストラデッキ(0枚)
×3枚  
×2枚  
×1枚  

 

 【デミスドーザー】は終焉の王デミス」「デビルドーザー」の2枚看板をフィニッシャーに据えた後攻1キルデッキの一種です。その中核となるのは「高等儀式術」を絡めたギミックであり、アーキタイプそのものは【儀式召喚】に属しています。

 しかし、2006年11月の時点で【デミスドーザー】のひな形が完成していたわけではなく、この時期はむしろ【高等儀式】に「終焉の王デミス」や「闇の支配者-ゾーク」を投入したデッキという扱いを受けていました。上記レシピにある通り、「青眼の白龍」「ジェネティック・ワーウルフ」「正統なる血統」といった【バニラビート】的な面々も採用されており、デッキ名としては【高等バニラ】というような呼び方がふさわしいのではないでしょうか。

 もちろん、デッキパワーについてもそれほど高いとは言えず、環境レベルではほとんど結果を残していません。丁度この時期に「ダスト・シュート」「マインドクラッシュ」によるハンデス出張セットが猛威を振るっていたこともあり、満足に儀式召喚を決めることすら難しい状況だったという都合もありました。

 

2007年6月(全盛期)

サンプルデッキレシピ(2007年6月23日)
モンスターカード(20枚)
×3枚 終焉の王デミス
センジュ・ゴッド
ソニックバード
デビルドーザー
マンジュ・ゴッド
×2枚 甲虫装甲騎士
鉄鋼装甲虫
×1枚 冥府の使者ゴーズ
魔法カード(16枚)
×3枚 巨大化
高等儀式術
トレード・イン
×2枚 突然変異
×1枚 押収
大嵐
次元融合
早すぎた埋葬
ハリケーン
罠カード(4枚)
×3枚 王宮のお触れ
×2枚  
×1枚 破壊輪(エラッタ前)
エクストラデッキ(7枚~)
×3枚 サイバー・ツイン・ドラゴン
×2枚  
×1枚 ガトリング・ドラゴン
カルボナーラ戦士
スーパービークロイド-ジャンボドリル
メテオ・ブラック・ドラゴン
(+任意の融合モンスター)

 

 【デミスドーザー】が表舞台に姿を見せるのはそれから数ヶ月後、2007年3月の改訂以降の話でした。

 規制によって【エアブレード】や【ダークゴーズ】といった強力なトップデッキが解体され、代わりに台頭した【ガジェット】や【ライダー】系によって低速環境が到来しています。同時に「マインドクラッシュ」の制限カード化に伴いハンデス環境に歯止めがかかり、相対的に【デミスドーザー】にも躍進の芽が生まれた形です。

 とはいえ、流石に純粋なデッキパワーだけでトップメタの面々に対抗することは難しく、結果として以降の【デミスドーザー】は巨大化」を始めとする後攻1キルギミックを取り入れる流れに向かっています。

 ただし、「王宮のお触れ」などを採用していることからも見て取れるように、必ずしも後攻1キルに完全特化していたわけではありません。どちらかと言うと数ターンかけて下準備を整えたのちにワンショットに持ち込むというゲーム展開に繋がるケースが多く、見た目ほどの速度は持たないデッキです。

 そうした背景もあり、3月~5月頃の【デミスドーザー】は地雷デッキの域にとどまっている部分もありました。しかし、その後6月に獲得した「トレード・イン」によって安定性が向上し、大々的にメタゲームに食い込んでいくことになります。

 とはいえ、それを踏まえても地力の不安定さ、事故率の高さといった弱点は払拭し切れず、勢力としては2番手の椅子を温め続ける格好に収まっていました。

 

2007年9月(メタ内)

サンプルデッキレシピ(2007年9月1日)
モンスターカード(23枚)
×3枚 甲虫装甲騎士
終焉の王デミス
センジュ・ゴッド
デビルドーザー
マンジュ・ゴッド
×2枚 ソニックバード
鉄鋼装甲虫
×1枚 スナイプストーカー
ネオバグ
冥府の使者ゴーズ
闇の支配者-ゾーク
魔法カード(13枚)
×3枚 高等儀式術
トレード・イン
×2枚  
×1枚 大嵐
巨大化
手札抹殺
貪欲な壺
奈落との契約
早すぎた埋葬
ハリケーン
罠カード(4枚)
×3枚  
×2枚 王宮のお触れ
×1枚 激流葬
聖なるバリア -ミラーフォース-
エクストラデッキ(3枚)
×3枚 キメラテック・フォートレス・ドラゴン
×2枚  
×1枚  

 

 しかし、その一方で【デミスドーザー】が安易な後攻1キルをしばしば発生させてしまっていたことも事実です。

 そうした事態が重く見られたためか、続く2007年9月の改訂では巨大化」が制限カードに、そして「突然変異」「破壊輪(エラッタ前)」の2枚が禁止カードに指定され、【デミスドーザー】は後攻1キルデッキとしての勢いを大きく落とすことになりました。

 とはいえ、【デミスドーザー】のメインギミックに関しては無傷の状況ではあり、9月以降も引き続きトーナメントシーンで実績を残していっています。丁度この時期に【ガジェット】が衰退し、「神の宣告」や「奈落の落とし穴」といった仮想敵との遭遇率が下がったことも要因の一つです。

 しかし、そんな【デミスドーザー】の時代はそれほど長続きはしませんでした。

 2007年11月下旬に現れた「ダーク・アームド・ドラゴン」の参入により【ダムドビート】が成立、間もなく環境有数のトップデッキとして猛威を振るい始めたからです。

 これにより【デミスドーザー】を含む既存勢力は一気に衰退の道を辿り、以降のメタゲームは【ダムドビート】を頂点に据えた勢力争いが繰り広げられることになりました。その筆頭が【パキケガジェット】や【次元スキドレ】といった「ダムドにメタを張ったデッキ」だったのですが、こうした【メタビート】系の流行は当然のことながら【デミスドーザー】にとっても厳しい向かい風となります。

 その他、時を同じくして現れた【ダークガイア】【ドグマブレード】といった次世代のワンキル系デッキの流行も【デミスドーザー】の衰退とは無関係ではありません。

 これらは【デミスドーザー】のポジションを直接崩す仮想敵にはなり得ませんが、デッキコンセプト的には実質の上位互換に近いところもあり、単純な地力の格差によって押し出されてしまった格好です。

 その後、追い打ちをかけるように2008年3月の改訂で高等儀式術」が制限カードに指定され、【デミスドーザー】は【儀式召喚】全体を巻き込んでの解体宣言を下されることになりました。

 

【まとめ】

 【デミスドーザー】の大まかな歴史・時代ごとのデッキレシピについては以上です。

 環境全体の流れについては下記リンクをご参照ください。

 

Posted by 遊史