【アビス・ソルジャー】(第4期)の歴史・時代ごとのデッキレシピまとめ
デッキデータ
活躍期間 | 2004年7月29日~2005年上半期 | |
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脅威度 | カジュアル(2004年8月~9月) | |
トップメタ(2004年9月~2005年3月) | ||
メタ内(2005年3月~2005年上半期) | ||
主な仮想敵 | 2004年9月~ | 【サイエンカタパ】 【デッキ破壊1キル】 【深淵1キル】 【次元斬】 【ノーカオス】 【ネフティス】 【ロックバーン】 |
2005年3月~ | 【変異カオス】 【ガジェット】 【サイドラ1キル】 |
2004年9月(全盛期)
モンスターカード(12枚) | |
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×3枚 | アビス・ソルジャー |
聖なる魔術師 | |
×2枚 | 氷帝メビウス |
×1枚 | キラー・スネーク(エラッタ前) |
同族感染ウィルス | |
魔導戦士 ブレイカー | |
ミスティック・ソードマン LV2 | |
魔法カード(21枚) | |
×3枚 | おろかな埋葬 |
ハリケーン | |
レベル制限B地区 | |
×2枚 | ビッグバン・シュート |
×1枚 | 押収 |
大嵐 | |
苦渋の選択 | |
強引な番兵 | |
強奪 | |
強欲な壺 | |
サイクロン | |
手札抹殺 | |
早すぎた埋葬 | |
光の護封剣 | |
罠カード(7枚) | |
×3枚 | グラヴィティ・バインド-超重力の網- |
×2枚 | |
×1枚 | 激流葬 |
第六感 | |
破壊輪(エラッタ前) | |
リビングデッドの呼び声 | |
エクストラデッキ(0枚) | |
×3枚 | |
×2枚 | |
×1枚 |
【アビス・ソルジャー】は、優秀なバウンス効果を持った「アビス・ソルジャー」をキーカードに据えたビート・コントロールデッキの一種です。2004年9月~2005年3月環境におけるトップデッキの一角であり、当時のメタゲームの動きに多大な影響を及ぼしています。
元々は【ミーネ・ウイルス】の解体後に増加したハイビート系デッキのメタとして浮上したアーキタイプで、そのデッキコンセプトから当時は【アビス・コントロール】と呼ばれていました。
第4期環境における代表的なコントロールデッキの内の一つという位置付けにあり、「レベル制限B地区」などのロックカードを多用する関係上、【次元斬】【ノーカオス】を始めとするビートダウンデッキに対して有利に戦えるのが最大の強みです。
この流行に伴い、当時のほとんどのデッキが「砂塵の大竜巻」や「賢者ケイローン」などのメタカードをサイドデッキに、場合によってはメインデッキから用意するようになっています。当時は「サイクロン」や「魔導戦士 ブレイカー」が制限カードであり、こうした対策を取らなければロックを抜け出すことが非常に困難だったからです。
2005年3月(【弾圧アビス】)
モンスターカード(13枚) | |
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×3枚 | 聖なる魔術師 |
×2枚 | アビス・ソルジャー |
氷帝メビウス | |
×1枚 | キラー・スネーク(エラッタ前) |
クリッター(エラッタ前) | |
同族感染ウィルス | |
ペンギン・ソルジャー | |
魔導戦士 ブレイカー | |
ミスティック・ソードマン LV2 | |
魔法カード(18枚) | |
×3枚 | おろかな埋葬 |
ハリケーン | |
×2枚 | レベル制限B地区 |
×1枚 | いたずら好きな双子悪魔 |
大嵐 | |
強奪 | |
強欲な壺 | |
サイクロン | |
手札抹殺 | |
天使の施し | |
早すぎた埋葬 | |
ビッグバン・シュート | |
光の護封剣 | |
罠カード(9枚) | |
×3枚 | 王宮の弾圧 |
×2枚 | グラヴィティ・バインド-超重力の網- |
×1枚 | 激流葬 |
聖なるバリア -ミラーフォース- | |
破壊輪(エラッタ前) | |
リビングデッドの呼び声 | |
エクストラデッキ(0枚) | |
×3枚 | |
×2枚 | |
×1枚 |
その後、半年間に渡って主流デッキとして存在感を示し続けた【アビス・コントロール】でしたが、2005年3月に【変異カオス】が現れると途端に厳しい立ち位置に置かれることになります。
【変異カオス】の切り札である「サウザンド・アイズ・サクリファイス」はレベル1かつ除去効果持ちモンスターであり、これまで【アビス・コントロール】の強さの一端を支えていたロック戦法がほとんど意味を成しません。そもそも【変異カオス】自体がコントロール寄りのデッキでもあったため、最悪の場合は逆にロックを利用されてしまうことすら珍しくなかった始末です。
苦しい状況の最中、この対策として浮上したのが「王宮の弾圧」でした。
特殊召喚を封じることで「突然変異」「スケープ・ゴート」にメタを張り、相性の悪さを克服しようとした結果です。間接的に「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」を封じることもできたため、理屈の上では効果的な対策として一定の注目を集めています。
しかし、結局のところこれだけでは【変異カオス】の強さには対抗できず、間もなく環境から姿を消すことになりました。
2005年6月(【アビス変異】)
モンスターカード(19枚) | |
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×3枚 | |
×2枚 | アビス・ソルジャー |
イグザリオン・ユニバース | |
サイバー・ドラゴン | |
聖なる魔術師 | |
月読命 | |
深淵の暗殺者 | |
×1枚 | 異次元の女戦士 |
カオス・ソルジャー -開闢の使者- | |
キラー・スネーク(エラッタ前) | |
クリッター(エラッタ前) | |
サイバーポッド | |
同族感染ウィルス | |
魔導戦士 ブレイカー | |
魔法カード(16枚) | |
×3枚 | スケープ・ゴート |
突然変異 | |
×2枚 | 抹殺の使徒 |
×1枚 | いたずら好きな双子悪魔 |
大嵐 | |
強奪 | |
強欲な壺 | |
サイクロン | |
天使の施し | |
早すぎた埋葬 | |
ライトニング・ボルテックス | |
罠カード(5枚) | |
×3枚 | |
×2枚 | |
×1枚 | 激流葬 |
死のデッキ破壊ウイルス(エラッタ前) | |
聖なるバリア -ミラーフォース- | |
破壊輪(エラッタ前) | |
リビングデッドの呼び声 | |
エクストラデッキ(66枚) | |
×3枚 | 暗黒火炎龍 |
アンデット・ウォーリアー | |
異星の最終戦士 | |
おジャマ・キング | |
ガトリング・ドラゴン | |
黒き人食い鮫 | |
紅陽鳥 | |
サイバー・エンド・ドラゴン | |
サイバー・ツイン・ドラゴン | |
サウザンド・アイズ・サクリファイス | |
双頭の雷龍 | |
デス・デーモン・ドラゴン | |
ドラゴン・ウォリアー | |
ドラゴンに乗るワイバーン | |
ナイトメアを駆る死霊 | |
青眼の究極竜 | |
魔人 ダーク・バルター | |
マスター・オブ・OZ | |
魔導騎士ギルティア | |
メテオ・ブラック・ドラゴン | |
闇魔界の竜騎士 ダークソード | |
竜魔人 キングドラグーン | |
×2枚 | |
×1枚 |
最後は自分自身も【変異カオス】の亜種に成り果て、【アビス・コントロール】としてはほぼ解体同然の状況を迎えています。
上記サンプルレシピを見れば一目瞭然ですが、もはや【アビス・コントロール】要素は「アビス・ソルジャー」2枚しか残っていない状態です。実にデッキの95%が【変異カオス】成分で占められている始末であり、実際にこの頃はもう【アビス変異】と呼ばれることがほとんどでした。
事実上【アビス・コントロール】に分類すべき型は【弾圧アビス】までであり、その衰退とともに当アーキタイプも現役時代を終えていたと言えるのではないでしょうか。
【まとめ】
より詳細な情報をご希望の場合、以下の記事をご覧ください。
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