【ネフティス】(第4期)のデッキレシピまとめ
デッキデータ
| 活躍期間 | 2004年11月25日~2005年3月1日 | |
|---|---|---|
| 脅威度 | メタ内(2004年12月~2005年3月) | |
| カジュアル(2005年3月~) | ||
| 主な仮想敵 | 2004年12月~ | 【サイエンカタパ】 【デッキ破壊1キル】 【アビス・コントロール】 【やりくりターボ】 【深淵1キル】 【次元斬】 【ノーカオス】 【ロックバーン】 |
2004年12月(メタ内)
| モンスターカード(18枚) | |
|---|---|
| ×3枚 | 異次元の女戦士 |
| ネフティスの導き手 | |
| ×2枚 | 聖なる魔術師 |
| D.D.アサイラント | |
| ネフティスの鳳凰神 | |
| マシュマロン | |
| ×1枚 | キラー・スネーク(エラッタ前) |
| 同族感染ウィルス | |
| 魔導サイエンティスト | |
| 魔導戦士 ブレイカー | |
| 魔法カード(15枚) | |
| ×3枚 | 非常食 |
| ×2枚 | スケープ・ゴート |
| ×1枚 | 悪夢の蜃気楼 |
| 押収 | |
| 大嵐 | |
| 苦渋の選択 | |
| 強引な番兵 | |
| 強奪 | |
| 強欲な壺 | |
| 心変わり | |
| サイクロン | |
| 早すぎた埋葬 | |
| 罠カード(7枚) | |
| ×3枚 | ゴブリンのやりくり上手 |
| ×2枚 | |
| ×1枚 | 激流葬 |
| 第六感 | |
| 破壊輪(エラッタ前) | |
| リビングデッドの呼び声 | |
| エクストラデッキ(18枚) | |
| ×3枚 | アンデット・ウォーリアー |
| 紅陽鳥 | |
| サウザンド・アイズ・サクリファイス | |
| デス・デーモン・ドラゴン | |
| ドラゴン・ウォリアー | |
| 魔人 ダーク・バルター | |
| ×2枚 | |
| ×1枚 | |
【ネフティス】は、「ネフティスの鳳凰神」をエースアタッカーに据えたハイビートデッキの一種です。2004年11月下旬のレギュラーパックからサポートカードとともに参入し、その専用デッキとして開発されました。
「ネフティスの鳳凰神」の持つ除去耐性、また魔法・罠リセット効果は当時としては破格の強さであり、環境クラスのポテンシャルを秘めたデッキとして大いに注目を集めています。
しかし、この時期は【次元斬】や【アビス・コントロール】がメタゲーム上位に居座っており、持ち前の破壊耐性を活かし切れない逆風の状況に置かれていたことは否定できません。
もちろん、決して弱いデッキではなく、メタゲームに一定の影響を及ぼしていたことも確かです。とはいえ、やはりトップメタを名乗るのは少々苦しい立場にあり、いわゆる中堅デッキの立ち位置に甘んじていたことは否めないのではないでしょうか。
2005年3月(【ネフロード】期)
| モンスターカード(19枚) | |
|---|---|
| ×3枚 | ピラミッド・タートル |
| ×2枚 | ヴァンパイア・ロード |
| 聖なる魔術師 | |
| D.D.アサイラント | |
| ×1枚 | 異次元の女戦士 |
| キラー・スネーク(エラッタ前) | |
| クリッター(エラッタ前) | |
| 魂を削る死霊 | |
| 同族感染ウィルス | |
| ネフティスの鳳凰神 | |
| ネフティスの導き手 | |
| マシュマロン | |
| 魔導戦士 ブレイカー | |
| ミスティック・ソードマン LV2 | |
| 魔法カード(18枚) | |
| ×3枚 | 地砕き |
| 洗脳-ブレインコントロール(エラッタ前) | |
| ×2枚 | 増援 |
| 抹殺の使徒 | |
| ×1枚 | いたずら好きな双子悪魔 |
| 大嵐 | |
| 強奪 | |
| 強欲な壺 | |
| サイクロン | |
| 天使の施し | |
| 早すぎた埋葬 | |
| ライトニング・ボルテックス | |
| 罠カード(枚) | |
| ×3枚 | |
| ×2枚 | |
| ×1枚 | 激流葬 |
| 破壊輪(エラッタ前) | |
| リビングデッドの呼び声 | |
| エクストラデッキ(0枚) | |
| ×3枚 | |
| ×2枚 | |
| ×1枚 | |
しかし、直近の制限改訂ではなぜか「ネフティスの鳳凰神」が制限カード指定を受けており、当アーキタイプも大打撃を被っています。
上述の通り、あえて厳しい規制をかけるほど支配的なデッキではありませんでしたが、少なくとも開発側の判断としてはそうではなかった模様です。率直に申し上げて「とばっちり」に近い状況であり、デッキ使用者にとっては誠に遺憾な出来事と言うほかありません。
これに対し、【ネフティス】が取った生存策は「ヴァンパイア・ロード」を取り入れることでした。
俗に【ネフロード】と呼ばれる型であり、往年の【ヴァロン】ギミックを最新のプールに合わせて調整した構成が取られています。上記の改訂で「異次元の女戦士」が制限強化、また「ヴァンパイア・ロード」が準制限カードに規制緩和されていたことも追い風となり、新たな【ネフティス】の派生型として有力視されるようになりました。
ところが、間もなく【変異カオス】が台頭すると状況が一変、あえなく環境の隅へと追いやられています。
「サウザンド・アイズ・サクリファイス」にはもちろん、「月読命」「月の書」からの「抹殺の使徒」などにも除去耐性が機能しません。このマッチアップにおける「ネフティスの鳳凰神」の場持ちは最悪であり、またそれ以前にデッキの地力そのもので大差をつけられていることは明らかです。
続く5月下旬に「サイバー・ドラゴン」が現れると「ヴァンパイア・ロード」の信頼性も大きく損なわれ、そもそも【ネフロード】というコンセプトを保つことすら困難な状況に陥ってしまうことになりました。
2005年11月(【黄泉帝】期)
※サンプルレシピは【黄泉帝】(2005年11月17日)の項目参照。
【ネフティス】復権の気配は2005年末、【黄泉帝】の流行に伴って訪れています。
生け贄召喚に特化した【黄泉帝】では帝以外の上級モンスターが採用されることも多く、その注目が「ネフティスの鳳凰神」にも向けられたことによる結果です。特に「遺言状」を使うタイプの【黄泉帝】では必須カードに近い立ち位置を確立しており、「ネフティスの鳳凰神」としては全盛期とも言える時代だったのではないでしょうか。
しかし、これは【ネフティス】というよりも「【ネフティス】ギミックが出張搭載された【黄泉帝】」に過ぎないこともまた事実ではあります。
言い方は悪いですが、結局のところ【ネフティス】の強さは「ネフティスの鳳凰神」というカード単体によるものでしかなく、アーキタイプとしては根本的に環境デッキの水準を満たしていなかったということなのかもしれません。
【まとめ】
より詳細な情報をご希望の場合、以下の記事をご覧ください。












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