【ノーカオス】(第3期~第4期)のデッキレシピまとめ

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デッキデータ

 活躍期間 2003年4月24日~2005年3月1日
 脅威度 カジュアル(2003年4月~10月)
メタ内(2003年10月~2004年3月
トップメタ(2004年12月~2005年3月
主な仮想敵  2003年4月~ 【カオス】
【ジャマキャン】
2003年10月~ 【サイエンカタパ】
【デッキ破壊1キル】
【カオス】
2004年3月 【サイエンカタパ】
【ミーネ・ウイルス】
【深淵1キル】
【次元斬】
【トマハン】
2004年9月 【サイエンカタパ】
【デッキ破壊1キル】
【アビス・コントロール】
【深淵1キル】
【次元斬】
【ロックバーン】
2005年3月 【変異カオス】
【ガジェット】

 

2003年4月(黎明期)

サンプルレシピ(2003年4月24日)
モンスターカード(19枚)
×3枚 異次元の女戦士
怒れる類人猿
×2枚 ピラミッド・タートル
魔導サイエンティスト
×1枚 ヴァンパイア・ロード
お注射天使リリー
キラー・スネーク(エラッタ前)
クリッター(エラッタ前)
黒き森のウィッチ(エラッタ前)
人造人間-サイコ・ショッカー
同族感染ウィルス
魔導戦士 ブレイカー
八汰烏
魔法カード(17枚)
×3枚 サイクロン
×2枚  
×1枚 悪夢の蜃気楼
いたずら好きな双子悪魔
押収
大嵐
強引な番兵
強奪
強欲な壺
心変わり
サンダー・ボルト
死者蘇生
天使の施し
ハーピィの羽根帚
早すぎた埋葬
ブラック・ホール
罠カード(4枚)
×3枚  
×2枚  
×1枚 王宮の勅命(エラッタ前)
聖なるバリア -ミラーフォース-
破壊輪(エラッタ前)
リビングデッドの呼び声
エクストラデッキ(18枚)
×3枚 アンデット・ウォーリアー
紅陽鳥
サウザンド・アイズ・サクリファイス
デス・デーモン・ドラゴン
ドラゴン・ウォリアー
魔人 ダーク・バルター
×2枚  
×1枚  

 

 【ノーカオス】は、2003年4月以前までの【スタンダード】の別名であり、それ以降に現れた【カオス】を採用しないタイプのビートダウンデッキの総称です。

 しかし、この時期の【カオス】は第3期当時としては規格外の強さを持っており、これをあえて使わない選択をすることは率直に言って非効率でした。上記サンプルレシピでは「ヴァンパイア・ロード」「人造人間-サイコ・ショッカー」などの上級モンスターがエースアタッカーとして採用されていますが、最上級カオスと比べて明らかに見劣りすることは言うまでもありません。

 一応、下級モンスターの属性を意識する必要がないため、「怒れる類人猿」「お注射天使リリー」などを気兼ねなく採用できるメリットはあります。よって完全な下位互換デッキではありませんが、ごく些細な強みでしかなく、やはり【カオス】に対抗できるようなデッキではないことは明らかでした。

 

2003年7月(カジュアル)

サンプルレシピ(2003年7月1日)
モンスターカード(17枚)
×3枚 異次元の女戦士
怒れる類人猿
霊滅術師 カイクウ
×2枚 魔導サイエンティスト
×1枚 キラー・スネーク(エラッタ前)
クリッター(エラッタ前)
黒き森のウィッチ(エラッタ前)
同族感染ウィルス
魔導戦士 ブレイカー
八汰烏
魔法カード(17枚)
×3枚 サイクロン
×2枚  
×1枚 悪夢の蜃気楼
いたずら好きな双子悪魔
押収
大嵐
強引な番兵
強奪
強欲な壺
心変わり
サンダー・ボルト
死者蘇生
天使の施し
ハーピィの羽根帚
早すぎた埋葬
ブラック・ホール
罠カード(6枚)
×3枚  
×2枚 王宮の弾圧
×1枚 王宮の勅命(エラッタ前)
聖なるバリア -ミラーフォース-
破壊輪(エラッタ前)
リビングデッドの呼び声
エクストラデッキ(18枚)
×3枚 アンデット・ウォーリアー
紅陽鳥
サウザンド・アイズ・サクリファイス
デス・デーモン・ドラゴン
ドラゴン・ウォリアー
魔人 ダーク・バルター
×2枚  
×1枚  

 

 その後、3ヶ月後の制限改訂で「混沌帝龍 -終焉の使者-(エラッタ前)」が制限カード指定を受け、辛うじて【ノーカオス】にも呼吸の機会が訪れています。

 優秀な墓地メタ効果を持つ「霊滅術師 カイクウ」に加え、特殊召喚メタカードの「王宮の弾圧」がメインデッキから標準搭載されるようになりました。前者はともかく後者は【グッドスタッフ】のコンセプトには全く噛み合わないカードですが、こうでもしなければ【カオス】には到底太刀打ちできず、苦肉の策とも言えるカード選択です。

 しかし、【カオス】の圧倒的なカードパワーの前には頼りない対抗策でもあり、こうした小技だけでメタゲームに食い込むことは非常に難しい状況でした。一方で【カオス】は時間経過によって更なる強化を重ね続け、末期には【ノーカオス】では足元にも及ばない領域に至っています。

 

2003年10月(復権期)

サンプルレシピ(2003年10月15日)
モンスターカード(16枚)
×3枚 異次元の女戦士
怒れる類人猿
×2枚  
×1枚 お注射天使リリー
キラー・スネーク(エラッタ前)
クリッター(エラッタ前)
黒き森のウィッチ(エラッタ前)
サイバーポッド
同族感染ウィルス
ファイバーポッド
魔導サイエンティスト
魔導戦士 ブレイカー
八汰烏
魔法カード(17枚)
×3枚 サイクロン
×2枚  
×1枚 悪夢の蜃気楼
いたずら好きな双子悪魔
押収
大嵐
強引な番兵
強奪
強欲な壺
心変わり
サンダー・ボルト
死者蘇生
天使の施し
ハーピィの羽根帚
早すぎた埋葬
ブラック・ホール
罠カード(7枚)
×3枚 第六感
×2枚  
×1枚 王宮の勅命(エラッタ前)
聖なるバリア -ミラーフォース-
破壊輪(エラッタ前)
リビングデッドの呼び声
エクストラデッキ(18枚)
×3枚 アンデット・ウォーリアー
紅陽鳥
サウザンド・アイズ・サクリファイス
デス・デーモン・ドラゴン
ドラゴン・ウォリアー
魔人 ダーク・バルター
×2枚  
×1枚  

 

 転機が訪れたのは3ヶ月後のことでした。

 制限改訂によって【カオス】に大きな弱体化が入り、相対的に【ノーカオス】の復権へと繋がった形です。この頃は【サイエンカタパ】も一時的に姿を消しており、【ノーカオス】に限らず一般のデッキにとっては「つかの間の平和」とも言える時代が訪れています。

 とはいえ、この時ですら総合力では【カオス】が最も強く、【ノーカオス】も2番手を抜け出せない状況が続いていました。

 

2004年3月(苦境期)

サンプルレシピ(2004年3月1日)
モンスターカード(19枚)
×3枚 異次元の女戦士
D.D.アサイラント
怒れる類人猿
×2枚 聖なる魔術師
×1枚 キラー・スネーク(エラッタ前)
クリッター(エラッタ前)
黒き森のウィッチ(エラッタ前)
人造人間-サイコ・ショッカー
魂を削る死霊
同族感染ウィルス
魔導サイエンティスト
魔導戦士 ブレイカー
魔法カード(13枚)
×3枚 サイクロン
×2枚  
×1枚 悪夢の蜃気楼
押収
大嵐
強引な番兵
強奪
強欲な壺
死者蘇生
天使の施し
早すぎた埋葬
ブラック・ホール
罠カード(8枚)
×3枚 第六感
×2枚 激流葬
×1枚 聖なるバリア -ミラーフォース-
破壊輪(エラッタ前)
リビングデッドの呼び声
エクストラデッキ(18枚)
×3枚 アンデット・ウォーリアー
紅陽鳥
サウザンド・アイズ・サクリファイス
デス・デーモン・ドラゴン
ドラゴン・ウォリアー
魔人 ダーク・バルター
×2枚  
×1枚  

 

 次に大きな動きがあったのは、第3期最後の制限改訂で禁止カード制度が導入された瞬間のことです。

 【カオス】を筆頭に、当時存在していた全てのデッキがこの影響に晒されています。【ノーカオス】も例外ではなく、全体的にデッキスロットが下級アタッカーによって水増しされるようになりました。

 これは基本的にアタッカーという役割のカードが腐りにくい安牌であることが理由で、実際に上記サンプルレシピでも全体の3割がアタッカーで占められています。

 しかし、こうした環境の変化を受けて【ミーネ・ウイルス】が開発されると立場が急激に悪化し、環境の隅へと追いやられてしまうことになりました。

 【カオス】のように【ウイルスカオス】へと派生することもほぼ不可能であり、次期に入るまでは完全に水面下で沈黙し続けています。

 

2004年9月(メタ内)

サンプルレシピ(2004年9月1日)
モンスターカード(22枚)
×3枚 異次元の女戦士
D.D.アサイラント
怒れる類人猿
×2枚 聖なる魔術師
マシュマロン
×1枚 お注射天使リリー
キラー・スネーク(エラッタ前)
サイバーポッド
魂を削る死霊
同族感染ウィルス
氷帝メビウス
ファイバーポッド
魔導サイエンティスト
魔導戦士 ブレイカー
魔法カード(12枚)
×3枚  
×2枚 地砕き
抹殺の使徒
×1枚 押収
大嵐
強引な番兵
強奪
強欲な壺
心変わり
サイクロン
早すぎた埋葬
罠カード(6枚)
×3枚  
×2枚 砂塵の大竜巻
×1枚 激流葬
第六感
破壊輪(エラッタ前)
リビングデッドの呼び声
エクストラデッキ(18枚)
×3枚 アンデット・ウォーリアー
紅陽鳥
サウザンド・アイズ・サクリファイス
デス・デーモン・ドラゴン
ドラゴン・ウォリアー
魔人 ダーク・バルター
×2枚  
×1枚  

 

 【ミーネ・ウイルス】の解体後、長らく冬の時代が続いた【ノーカオス】にもようやく復権の兆しが見え隠れしています。

 「混沌帝龍 -終焉の使者-(エラッタ前)」の禁止カード化により、【カオス】との格差が以前と比べて各段に小さくなりました。むしろ【カオス】が少なからず属性に縛られる分、ある意味では【カオス】以上に自由度の高いデッキに生まれ変わっていたと言えなくもないでしょう。

 とはいえ、【グッドスタッフ】というアーキタイプそのものは確実に衰退の一途を辿っており、【ノーカオス】もその例に漏れず弱体化を受けていたことは確かです。

 その結果、これ以降に流行する【アビス・コントロール】【次元斬】などの「カード間のシナジーを活かしたデッキ」には潜在的な不利を常に抱え続けることになります。

 

2004年12月(全盛期)

サンプルレシピ(2004年11月25日)
モンスターカード(17枚)
×3枚 異次元の女戦士
深淵の暗殺者
×2枚 賢者ケイローン
聖なる魔術師
D.D.アサイラント
×1枚 お注射天使リリー
キラー・スネーク(エラッタ前)
同族感染ウィルス
魔導サイエンティスト
魔導戦士 ブレイカー
魔法カード(16枚)
×3枚  
×2枚 非常食
抹殺の使徒
ライトニング・ボルテックス
×1枚 悪夢の蜃気楼
押収
大嵐
苦渋の選択
強引な番兵
強奪
強欲な壺
心変わり
サイクロン
早すぎた埋葬
罠カード(7枚)
×3枚 ゴブリンのやりくり上手
×2枚  
×1枚 激流葬
第六感
破壊輪(エラッタ前)
リビングデッドの呼び声
エクストラデッキ(18枚)
×3枚 アンデット・ウォーリアー
紅陽鳥
サウザンド・アイズ・サクリファイス
デス・デーモン・ドラゴン
ドラゴン・ウォリアー
魔人 ダーク・バルター
×2枚  
×1枚  

 

 逆風の環境に置かれていた【ノーカオス】でしたが、年末販売のレギュラーパックから優秀な汎用カードを大量に獲得し、一躍トップメタに躍り出ています。

 単純なデッキパワーだけを見ても歴代上位の強さ、メタゲーム面では文句なしに全盛期と言える黄金時代です。当時としては非常に強力だった全体除去カード「ライトニング・ボルテックス」を筆頭に、生きる「サイクロン」である「賢者ケイローン」、そして【やりくりターボ】ギミックなど、この時に得たものは決して少なくありません。

 2005年に入ってすぐに「異次元の生還者」を手に入れると【次元斬】にも強く出られるようになり、その立ち位置を更に盤石なものへと固めました。期間としては僅か3ヶ月ほどの短い全盛期ではありますが、長年に渡り活躍の機会に恵まれなかった【ノーカオス】の躍進に感慨深い思いを抱かれたプレイヤーも多かったのではないでしょうか。

 

サンプルレシピ(2005年3月1日)
モンスターカード(20枚)
×3枚 王虎ワンフー
×2枚 イグザリオン・ユニバース
聖なる魔術師
D.D.アサイラント
深淵の暗殺者
×1枚 阿修羅
異次元の女戦士
キラー・スネーク(エラッタ前)
クリッター(エラッタ前)
天空騎士パーシアス
同族感染ウィルス
マシュマロン
魔導戦士 ブレイカー
ミスティック・ソードマン LV2
魔法カード(14枚)
×3枚  
×2枚 地砕き
増援
抹殺の使徒
×1枚 いたずら好きな双子悪魔
大嵐
強奪
強欲な壺
サイクロン
天使の施し
早すぎた埋葬
ライトニング・ボルテックス
罠カード(6枚)
×3枚  
×2枚 王宮の弾圧
×1枚 激流葬
聖なるバリア-ミラーフォース-
破壊輪(エラッタ前)
リビングデッドの呼び声
エクストラデッキ(0枚)
×3枚  
×2枚  
×1枚  

 

 その後、2005年3月以降に【変異カオス】が台頭すると再び勢いを落とし、あえなく環境上位から脱落しています。

 しかし、【ノーカオス】側も無策で散ったわけではありません。突然変異」対策として「王虎ワンフー」「王宮の弾圧」といった特殊召喚メタカード、「スケープ・ゴート」に対しては「イグザリオン・ユニバース」「阿修羅」などの貫通、全体攻撃持ちのアタッカーが起用されています。

 その他、規制強化された「異次元の女戦士」の水増しカードとして「増援」の採用率が上がったほか、そのサポートを共有できる「ミスティック・ソードマン LV2」にも注目が集まりました。【変異カオス】はリバースモンスターを多用することが少なくなく、それらを後腐れなく処理できることが高く評価されたからです。

 このように、メインデッキから【変異カオス】を強く意識した【ノーカオス】の派生型が【弾圧ワンフー】と呼ばれるアーキタイプです。コンセプト上、厳密には【ノーカオス】とは言えないデッキですが、当時はほぼ【ノーカオス】イコール【弾圧ワンフー】とされており、分類の違いはほとんど気にされていません。

 とはいえ、結局のところデッキの地力では大幅に水をあけられていることは否めず、ほどなく環境からも姿を消しました。

 【変異カオス】解体後の2005年9月以降も【ガジェット】を始めとする次世代のビートダウンデッキには対抗し切れず、苦しい展開が続いています。新たな【グッドスタッフ】の形式である【サイカリバー】の台頭も逆風となり、最後はフェードアウトするような形でアーキタイプとしての寿命を迎えることになりました。

 

【まとめ】

 より詳細な情報をご希望の場合、以下の記事をご覧ください。

 

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