遊戯王と禁止カードの歴史 環境を破壊した凶悪カードまとめ
・前書き
・第1期 ゲーム黎明期の遺産
・第2期 開発側の試行錯誤あるいは迷走
・第3期 暗黒と混沌の時代
・第4期 心なし落ち着いてきた頃
・第5期 むしろ制限カードが恐ろしい時代
・第6期 はじめての新召喚法実装 シンクロ暴走期
・第7期 反動で大人しくなった時代
・第8期 征竜魔導
・第9期 禁止前提でカードを刷り始めた頃
・第10期 鬼が出るか蛇が出るか
・第11期 未知の世界
・番外 禁止カード各種ランキングまとめ
・最速部門ランキング(禁止)
・最速部門ランキング(制限)
・最遅部門ランキング
・最長部門ランキング
・最短部門ランキング
・最多部門ランキング
・脱獄部門ランキング(長)
・脱獄部門ランキング(短)
・最強部門ランキング(当社比)
・最弱部門ランキング(当社比)
・まとめ
【前書き】
遊戯王OCGには禁止カードと呼ばれるカード群が存在します。
このページを見に来られるような方には説明不要と思われますが、一応説明すると文字通り「ゲームでは使用できないカード」のことを指す用語です。全てが固定というわけではなく、特定の時代に猛威を振るったために一時的に禁止カードに指定されていたカードや、時期によってリストを行き来している流動的な問題児もいます。
もちろん、禁止カード指定を受けてから今なおその位置にとどまり続けている永久禁止カードも少なくありません。中には今後絶対に現役復帰しないレベルの極悪カードも多々見られ、カードゲームのバランス調整がいかに困難であるかを物語っています。
このページは、そんな禁止カードの大まかな歴史についての一覧です。カード1枚ごとの解説に関してはリンク先の個別記事をご参照ください。
第1期 ゲーム黎明期の遺産
第2期 開発側の試行錯誤あるいは迷走
第3期 暗黒と混沌の時代
第4期 心なし落ち着いてきた頃
異次元からの帰還 | 2014/2~現在 |
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【第4期の歴史8 異次元からの帰還 遊戯王最強格の帰還カード】 | |
レスキューキャット(エラッタ前) | 2010/9~2017/1 ※エラッタにより消滅 |
【第6期の歴史3 レスキューキャット(エラッタ前) シンクロ全盛期の引き金】 【レスキューシンクロ】の歴史・時代ごとのデッキレシピまとめ |
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洗脳-ブレインコントロール(エラッタ前) | 2010/9~2017/1 ※エラッタにより消滅 |
【第4期の歴史14 洗脳-ブレインコントロール(エラッタ前) 禁止級と言われた時代】 | |
マジカル・エクスプロージョン | 2018/7~現在 |
【第5期の歴史33 【ドグマブレード】全盛期 成功率8割超えの先攻1キルデッキ】 【ドグマブレード】の回し方・デッキレシピまとめ |
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神剣-フェニックスブレード | 2019/1~現在 |
【神剣-フェニックスブレードが禁止カードになった理由】 【第5期の歴史4 E・HERO エアーマン誕生 トップデッキ【エアブレード】の台頭】 |
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ダンディライオン | 2019/1~現在 |
【第4期の歴史25 ダンディライオン激動の生涯 生け贄、シンクロ、リンクまで】 | |
ライフチェンジャー | 2016/4~現在 |
【ライフチェンジャーが禁止カードになった理由】 |
第5期 むしろ制限カードが恐ろしい時代
未来融合-フューチャー・フュージョン(エラッタ前) | 2012/9~2017/1 ※エラッタにより消滅 |
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【第5期の歴史1 【未来オーバー】全盛期 第5期初頭環境の後攻1キルデッキ】 【未来オーバー】の歴史・時代ごとのデッキレシピまとめ |
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烈風の結界像 | 2023/1~現在 |
主に【ふわんだりぃず】や【LL鉄獣】において特殊召喚封殺ギミックのパーツとして使われていたが、近年は【クシャトリラ】で「RR-アーセナル・ファルコン」とともに悪用されたことがとどめとなった。 | |
D-HERO ディスクガイ(エラッタ前) | 2008/9~2018/4 ※エラッタにより消滅 |
【第5期の歴史21 エラッタ前ディスクガイの狂気 永久禁止カードと呼ばれた理由】 | |
トーチ・ゴーレム | 2021/1~現在 |
【トーチゴーレムが禁止カードになった理由】 | |
メガキャノン・ソルジャー | 2018/10~現在 |
【キャノンソルジャーが禁止カードになった理由】 | |
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン(エラッタ前) | 2019/4~2020/4 ※エラッタにより消滅 |
※元々パワーカードだったが、【ガンドラ1キル】での濫用が決定打となった。 | |
イレカエル | 2010/9~現在 |
【第6期の歴史32 イレカエル×粋カエルの禁止コンボ 【ガエル】系デッキの環境入り】 |
第6期 はじめての新召喚法実装 シンクロ暴走期
氷結界の龍 ブリューナク(エラッタ前) | 2012/9~2017/1 ※エラッタにより消滅 |
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【第6期の歴史2 氷結界の龍ブリューナク参戦 エラッタ前のバウンス地獄】 | |
ゴヨウ・ガーディアン(エラッタ前) | 2011/3~2017/1 ※エラッタにより消滅 |
【第6期の歴史5 ゴヨウ・ガーディアン全盛期 エラッタ前は禁止級の性能?】 | |
メンタルマスター | 2011/9~現在 |
※「ガスタの静寂 カーム」を絡めた無限ドローが問題となった。 | |
ダーク・ダイブ・ボンバー(エラッタ前) | 2009/9~2014/4 ※エラッタにより消滅 |
【第6期の歴史13 ダーク・ダイブ・ボンバー全盛期伝説 最速禁止入りの極悪シンクロ】 | |
フェニキシアン・クラスター・アマリリス | 2018/4~現在 |
※【植物リンク】の先攻1キルパーツとして濫用されていた。 | |
エンシェント・フェアリー・ドラゴン(エラッタ前) | 2018/1~2023/1 ※エラッタにより消滅 |
【エンシェントフェアリードラゴンが禁止カードになった理由】 | |
フィッシュボーグ-ガンナー | 2011/9~現在 |
【第7期の歴史14 【超古深海王シーラカンス】が極悪マッチキルデッキだった時代】 | |
儀式魔人リリーサー | 2020/4~現在 |
【儀式魔人リリーサーが禁止カードになった理由】 | |
レベル・スティーラー | 2016/10~現在 |
※元々強力なシンクロサポートだったが、【シンクロダーク】での濫用が決定打となった。 | |
マジックテンペスター | 2021/4~現在 |
【マジックテンペスターが禁止カードになった理由】 | |
The tyrant NEPTUNE | 2017/4~現在 |
※「LL-インディペンデント・ナイチンゲール」との凶悪なシナジーが問題を引き起こすと判断された。 | |
氷結界の龍 トリシューラ | 2012/3~2013/9 |
【第6期の歴史30 氷結界の龍トリシューラ無制限時代 禁止カード経験持ちの極悪シンクロ】 | |
スポーア | 2012/3~2012/9 |
※「グローアップ・バルブ」とともに【植物シンクロ】ギミックの中核を担っていた。 |
第7期 反動で大人しくなった時代
疫病 | 2021年2月21日~同年3月31日 ※臨時リミットレギュレーション |
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【「疫病」が禁止カードになった理由】 | |
グローアップ・バルブ | 2012/3~2015/10 2019/1~2023/4 |
【第7期の歴史3 グローアップ・バルブ誕生 【植物シンクロ】出張ギミックの流行】 | |
虚無空間 | 2022/7~現在 |
※存在が虚無だった。 | |
ゼンマイハンター | 2014/4~現在 |
【第7期の歴史24 【ゼンマイハンデス】全盛期到来 先攻全ハンデスの恐怖】 | |
No.16 色の支配者ショック・ルーラー | 2016/1~現在 |
※元々制圧モンスターとして猛威を振るっていたが、【EMEm】での濫用が決定打となった。 | |
ラヴァルバル・チェイン | 2016/4~現在 |
【第7期の歴史21 ラヴァルバル・チェインがみんなのアイドル(値段的に)だった頃】 | |
発条空母ゼンマイティ | 2013/3~2014/4 |
【第8期の歴史8 ゼンマイシャーク来日 【ゼンマイ】が壊れテーマと化した瞬間】 | |
エクリプス・ワイバーン | 2019/10~現在 |
※元々【ドラゴン族】の優良サポート扱いだったが、【ドラゴンリンク】での濫用が決定打となった。 | |
M.X-セイバー インヴォーカー | 2019/1~2023/7 |
※元々優秀なカードだったが、【剛鬼】の展開の要として濫用されたことが決定打となった。 |
第8期 征竜魔導
地征竜-リアクタン | 2013/9~2015/4 |
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※「焔征竜-ブラスター」の項目参照 | |
水征竜-ストリーム | 2013/9~2015/4 |
※「焔征竜-ブラスター」の項目参照 | |
魔導書の神判 | 2013/9~2022/7 |
【第8期の歴史16 「魔導書の神判」降臨 頭のおかしいぶっ壊れカード】 【第8期の歴史19 【青眼】ストラクの悲劇 【征竜魔導】の養分に】 |
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焔征竜-ブラスター | 2015/4~2023/4 |
【第8期の歴史15 【征竜】全盛期 子征竜時代の無法地帯】 【第8期の歴史18 【征竜魔導】環境の幕開け 2013年の暗黒期】 【第8期の歴史21 そして【征竜】1強環境へ 親征竜3積み時代の始まり】 |
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巌征竜-レドックス | 2015/4~2024/1 |
※上記リンク参照 | |
瀑征竜-タイダル | 2015/4~2024/4 |
※上記リンク参照 | |
嵐征竜-テンペスト | 2015/4~2018/10 |
※上記リンク参照 | |
炎征竜-バーナー | 2013/9~2015/4 |
※上記リンク参照 | |
風征竜-ライトニング | 2013/9~2015/4 |
※上記リンク参照 |
第9期 禁止前提でカードを刷り始めた頃
・2014/7
・2014/10
・2015/1
・2015/4
・2015/7(※リストの変更なし)
・2015/10
・2016/1
・2016/4
・2016/7
・2016/10
・2017/1
エルシャドール・ネフィリム | 2015/4~2018/4 |
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※【シャドール】全盛期の融合地獄の一端を担っていた。 | |
No.86 H-C ロンゴミアント | 2023/10~現在 |
「出せれば勝ち」の極致とも言える性能であり、実質的な先攻ワンキルカードだった。 しかし、同タイミングで禁止になった3枚と比較すると流石に格落ち感は否めず、おそらくはマスターデュエルの規制に合わせたものと思われる。 |
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ソウル・チャージ | 2019/10~現在 |
※元々パワーカードだったが、いわゆる制圧盤面を手軽に生成できるカードとして濫用されていたことが決定打となった。 【第9期の歴史6 ソウルチャージがほぼ全てのデッキに2~3枚積まれる世紀末環境】 |
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BF-隠れ蓑のスチーム | 2019/1~2023/1 |
※元々パワーカードだったが、「水晶機巧-ハリファイバー」との強烈なシナジーが決定打となった。 | |
超重武者装留ブレイク・アーマー | 2023/7~現在 |
守備力4000以上のモンスターの守備力を「DDD超視王ゼロ・マクスウェル」で0にした上で、2回にわけてこれを墓地に送り込むことで先攻ワンキルが成立した。 「超重神童ワカ-U4」の参入により【超重武者】が大幅に強化されたことを受けての結果であり、これ自体は大人しいカードだった。 |
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旧神ノーデン | 2015/10~現在 |
【第9期の歴史10 旧神ノーデン お手軽禁止コンボ【ノーデンワンキル】の脅威】 | |
No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン | 2019/1~現在 |
※元々強力な【ドラゴン族】サポートだったが、【守護竜】を始めとする新規カード群が現れたり、「嵐征竜-テンペスト」が制限復帰したりしたせいでおかしくなってしまった。 【第9期の歴史13 地雷デッキ【ダークマター征竜】ワンキル 【征竜】最後の輝き】 |
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星守の騎士 プトレマイオス | 2015/10~2023/1 |
※「プトレノヴァインフィニティ」の呪文により一時代を築いた。 | |
Emダメージ・ジャグラー | 2016/1~2018/10 |
※【EMEm】のキーカードでありながら【EMEm】の疑似メタカードとしても濫用されていた。 | |
SNo.0 ホープ・ゼアル | 2020/10~現在 |
【ホープゼアルが禁止カードになった理由】 | |
Emヒグルミ | 2016/1~2024/7 ※エラッタにより消滅 |
※ターン1制限をつける部分を間違ったせいで理不尽な大量展開カードになってしまった。 | |
マジェスペクター・ユニコーン | 2017/1~現在 |
※【ペンデュラム召喚】系列のデッキでは手軽に出すことができ、なおかつ場持ちに優れた妨害持ちとして濫用されていた。 | |
琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ | 2024/1~現在 |
※当初は重い召喚条件からカジュアルなロマンカードと見られており、特に凶悪なカードとは思われていなかった。しかし、「赤き竜」の誕生によって相手ターンにこれを出して封殺する運用法が確立されてしまった。 デッキによっては刺さりが悪いこともあり、通せば絶対に勝てるというほどではなかったが、それでもゲーム性を著しく否定するタイプのカードであることは間違いなく、遂に禁止カードとなった。 |
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外神アザトート | 2020/1~現在 |
※先攻展開の初動に立てることで大半の手札誘発を無力化することができ、結果的に先攻有利のバランスを助長していた。また、「RUM-幻影騎士団ラウンチ」との出張により相手ターンにこれを展開する動きも問題だった。 | |
永遠の淑女 ベアトリーチェ | 2024/10~現在 |
※性能そのものは「ラヴァルバル・チェイン」に相当するものがあり、実際にデッキによっては強力な潤滑油として活躍することもあったが、その出しにくさから総合的には許容されているところもあった。しかし【デモンスミス】ギミックが爆誕したことによってあまりにも簡単に出すことができるようになり、とうとう禁止行きとなってしまった。 単純な墓地肥やしのコンボだけでなく、初動を落として各種リンクモンスターで蘇生することでデッキの基本展開に絡めることもできるといった強みもあった。 |
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EMモンキーボード | 2016/4~2023/7 |
※【EMEm】のエンジンとしてはもちろん、根本的にカードパワーが高すぎたせいで出張セットとしても環境を荒らし回っていた。 | |
BF-朧影のゴウフウ | 2018/4~現在 |
※根本的に【リンク召喚】という召喚法とのシナジーが凶悪すぎた。 | |
破滅竜ガンドラX | 2019/7~2024/1 ※エラッタにより消滅 |
※先攻1キルデッキ【ガンドラ1キル】のキーカードとして濫用されていた。 | |
餅カエル | 2022/7~現在 |
【餅カエルが禁止カードになった理由】 | |
十二獣の会局 | 2017/4~2019/10 |
※【十二獣】のキーカードとしてはもちろん、何よりも圧倒的な出張適性の高さによって環境の固定化を招いていた。 | |
十二獣ブルホーン | 2017/7~現在 |
※上記と同様。 | |
十二獣ドランシア | 2017/4~2020/1 2021/7~2024/10 |
※上記と同様。 ※純構築、及び【十二獣鉄獣戦線】などで活躍したため、2021年7月にて再び禁止カード指定を受けた。 【十二獣ドランシアが禁止カードになった理由】 |
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真竜剣皇マスターP | 2017/10~2024/10 |
※高耐性かつフリーチェーンの万能除去持ちとシンプルに強すぎるカードだった。 | |
ドラゴニックD | 2017/10~2019/10 |
※【真竜】のサポートとしてはもちろん、かつてはフィールド魔法のサーチが容易だったため、自分のカードをほぼ無条件で破壊しながら「真竜剣皇マスターP」をサーチできる出張系カードとしても問題を引き起こしていた。 | |
真竜皇V.F.D. | 2021/10~現在 |
【真竜皇V.F.D.が禁止カードになった理由】 |
第10期 鬼が出るか蛇が出るか
・2017/7
・2017/10
・2018/1
・2018/4
・2018/7
・2018/10
・2019/1
・2019/4
・2019/7
・2019/10
・2020/1
ファイアウォール・ドラゴン | 2019/1~2021/1 ※エラッタにより消滅 |
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※アニメ出身カードでありながら数多くのループコンボに濫用されており、そのたびに周辺カードを犠牲にして規制を免れていたが、最終的にはその商業バリアすら貫通して禁止行きになってしまった。 そして2年後にはエラッタにより存在すら抹消され、何もかも無かったことにされてしまった。 |
|
サモン・ソーサレス | 2018/10~2024/4 ※エラッタにより消滅 |
【サモンソーサレスが禁止カードになった理由】 | |
水晶機巧-ハリファイバー | 2022/7~現在 |
【ハリファイバーはいつ禁止行きになるのか? 規制を免れ続ける理由】 | |
トロイメア・ゴブリン | 2019/1~現在 |
※手軽にエクストラデッキに置いておける「二重召喚」として多くの問題を引き起こしていた。 | |
トロイメア・マーメイド | 2019/7~現在 |
※「夢幻崩界イヴリース」との出張セットなども問題を引き起こしていたが、それ以上に【オルフェゴール】で実質「任意のモンスター2体」から始動できる最強の展開パーツとして濫用されたことが決定打となった。 | |
トポロジック・ガンブラー・ドラゴン | 2020/1~現在 |
【トポロジックガンブラードラゴンが禁止カードになった理由】 | |
守護竜アガーペイン | 2019/10~現在 |
※主に【ドラゴンリンク】の展開パーツとして濫用されていた。 | |
守護竜エルピィ | 2020/4~現在 |
※【ドラゴンリンク】への更なる圧力の一環として規制された。 | |
星杯の神子イヴ | 2020/4~2024/1 |
【星杯の神子イヴが禁止カードになった理由】 | |
魔鍾洞 | 2021/10~現在 |
【魔鍾洞が禁止カードになった理由】 | |
フュージョン・デステニー | 2022/1~2022/4 |
【フュージョン・デステニーが禁止カードになった理由】 | |
捕食植物ヴェルテ・アナコンダ | 2022/4~現在 |
【捕食植物ヴェルテ・アナコンダが禁止カードになった理由】 | |
ユニオン・キャリアー | 2022/10~現在 |
何でもできる万能カードであり、さながら「水晶機巧-ハリファイバー」の親戚のような存在だった。 また、【スプライト】ギミックとのシナジーや「破壊剣-ドラゴンバスターブレード」によるエクストラ封殺ギミックなども問題だった。 |
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超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ | 2020/10~2024/10 |
【ドラグーン・オブ・レッドアイズが禁止カードになった理由】 | |
リンクロス | 2020/7~現在 |
【リンクロスが禁止カードになった理由】 |
第11期 未知の世界
・2020/7
・2020/10
・2021/1
・2021/4
・2021/7
・2021/10
・2022/1
・2022/4
・2022/7
・2022/10
・2023/1
混沌魔龍 カオス・ルーラー | 2023/10~現在 |
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例によって5枚墓地肥やしの系譜だが、誕生時点ではそこまで問題は起こしておらず、優秀止まりのカードだった。しかし、2022年以降の墓地利用系カードの爆増、およびシンクロ関連のテコ入れが入ったことなどもあって一気に危険度が上昇してしまった。 さながら現代の「苦渋の選択」とでも言うべきカードであり、むしろ自分で選べる分こちらの方が良くない可能性すらあった。加えて自己蘇生持ちかつ優秀なレベル、属性から各種素材としても活用でき、除外ゾーンからも何だかんだ戻ってきてしまう上に、何よりエクストラに置いておけるため素引きする必要もない。いざという時は3000打点も頼りになり、蘇生の容易さもあって決め手になることもしばしばあるなど、単なる墓地肥やしカードにとどまらない多面的な活躍ぶりを見せていた。 流石に単純なカードパワーでは比べようがないとはいえ、少なくとも仕事の広さという意味では本家を超えている部分もあったかもしれないカードだった。 |
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流離のグリフォンライダー | 2022/10~現在 |
【勇者】ギミックの中核をなすカードであり、サーチできる指名者のような働きをしつつ何も無ければ万能無効の1妨害として残るなど、出張としてやってはいけないことを全部破ったようなカードだった。 | |
スプライト・エルフ | 2023/4~現在 |
一見すると【スプライト】の専用サポートであるかのような顔をしておきながら、実際にはそもそも汎用リンク2としても相当おかしな性能をしており、【ティアラメンツ】を筆頭に多くのデッキで出張されていたほか、レベル2を絡めた各種コンボの起点として悪用されるケースも多かった。 最終的にはレベル2が入るデッキであればとりあえず採用される域にまで達してしまっていたため、どうしようもなくなって禁止行きになった。 |
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ティアラメンツ・キトカロス | 2023/1~現在 |
【ティアラメンツ】の中核となるカードであり、軽い召喚条件でサーチ、展開、墓地肥やしを1枚でこなした上で融合素材にもなり、しかも「簡易融合」でも出せてしまうなど、全方位にやりたい放題していた。 | |
古衛兵アギド | 2023/10~現在 |
5枚墓地肥やしとはいえランダムであればそこまで危険はないと判断されてデザインされたものと思われるが、実際にはまるでそんなことはなく、参入直後から【イシズティアラメンツ】で一世を風靡した。 |
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古尖兵ケルベク | 2023/10~現在 |
基本的には同上であり、こちらは手札誘発としてもそこそこ使えた。しかし、もはやそういう次元の話ではなかった。 | |
クシャトリラ・フェンリル | 2023/7~現在 |
ものすごいエアーマン。 |
番外 禁止カード各種ランキングまとめ
禁止カードの一覧については以上ですが、ここからは番外編として禁止カード絡みの各種データを部門ごとにランキング形式でまとめていきます。
それぞれ1位~10位まで記載しています。
最速部門ランキング(禁止)
カードの誕生から禁止入りまでの「早さ」を競う部門です。
性質上、誕生直後から環境に多大な悪影響を及ぼしたカードが多く含まれます。
1位 | EMモンキーボード | 167日 |
---|---|---|
Emヒグルミ | ||
3位 | 炎征竜-バーナー | 169日 |
風征竜-ライトニング | ||
5位 | リンクロス | 172日 |
6位 | 十二獣の会局 | 175日 |
十二獣ドランシア | ||
8位 | 魔導書の神判 | 197日 |
9位 | 地征竜-リアクタン | 198日 |
水征竜-ストリーム | ||
10位 | 星守の騎士 プトレマイオス | 229日 |
最速部門ランキング(制限)
カードの誕生から「制限」入りまでの早さを競う部門です。禁止部門とは若干毛色が異なりますが、禁止カード制度がまだ存在しなかった時代の制限カード指定は実質的に禁止カード指定と同等の規制であるため、例外的に取り上げています。
なんと第9位までが30日代でランクインを果たしているなど、現在の価値観では信じがたいほどの短期間で規制が入っています。中には日付がマイナスになっている(一般販売前に規制されている)ものすらあり、遊戯王黎明期の制限改訂がいかに混沌としていたかが窺える記録です。
1位 | 魔法の筒(一般販売) | -3日 |
---|---|---|
2位 | 魔法の筒(会場限定) | 23日 |
3位 | リミッター解除 | 32日 |
4位 | 巨大化 | 33日 |
八汰烏 | ||
ファイバーポッド | ||
7位 | 人造人間-サイコ・ショッカー | 34日 |
カオスポッド | ||
9位 | 団結の力 | 39日 |
10位 | 無謀な欲張り | 41日 |
蝶の短剣-エルマ |
最遅部門ランキング
カードの誕生から禁止入りまでの「遅さ」を競う部門です。
いわゆる「とばっちり規制」の被害者、あるいはルール変更などで本来の用途とはかけ離れたデザインに変わったカードが多いですが、中にはぎりぎり禁止ラインを超えないカードパワーゆえに長らく制限に踏みとどまっていたカードなども含まれます。
1位 | キャノン・ソルジャー | 6800日 |
---|---|---|
2位 | アマゾネスの射手 | 6374日 |
3位 | トゥーン・キャノン・ソルジャー | 5946日 |
4位 | 神剣-フェニックスブレード | 4948日 |
5位 | トーチ・ゴーレム | 4822日 |
6位 | マジカル・エクスプロージョン | 4784日 |
7位 | ダンディライオン | 4763日 |
8位 | マジックテンペスター | 4212日 |
9位 | レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン(エラッタ前) | 4140日 |
10位 | メガキャノン・ソルジャー | 3965日 |
最長部門ランキング
禁止カード指定期間の「長さ」を競う部門です。2回以上禁止行きになっている場合はその合計期間で計算しています。
初期に禁止行きになっていたかどうかという点だけで順位がほぼ固定されているため、あえて記録にする意義が薄いランキングですが、参考までに掲載しています。
1位 | 苦渋の選択 | 5785日間~(※更新中) |
---|---|---|
ファイバーポッド | ||
3位 | いたずら好きな双子悪魔 | 5782日間~(※更新中) |
6位 | 強引な番兵 | 5601日間~(※更新中) |
悪夢の蜃気楼 | ||
魔導サイエンティスト | ||
蝶の短剣-エルマ | ||
第六感 |
最短部門ランキング
禁止カード指定期間の「短さ」を競う部門です。2回以上禁止行きになっている場合はその合計期間で計算しています。
いわゆる「制限以上禁止未満のカードパワー」を持つカードが多く含まれますが、中には入れ替わり規制やエラッタによって例外的に早期の復帰を果たしたカードも存在します。
1位 | 疫病 | 39日間 |
---|---|---|
2位 | フュージョン・デステニー | 90日間 |
3位 | 団結の力 | 181日間 |
4位 | お注射天使リリー | 184日間 |
スポーア | ||
6位 | 聖なるバリア -ミラーフォース- | 362日間 |
7位 | レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン(エラッタ前) | 366日間 |
8位 | 魔導戦士 ブレイカー | 368日間 |
9位 | 発条空母ゼンマイティ | 396日間 |
10位 | リビングデッドの呼び声 | 549日間 |
氷結界の龍 トリシューラ |
最多部門ランキング
一度の制限改訂で輩出した禁止カードの「枚数」を競う部門です。
単純に枚数だけで危険度を判断できるわけではありませんが、ひとまず直前の環境がどれだけ荒れていたかの指標にはなります。
1位 | 2004年3月改訂(第3期) | 10枚 |
---|---|---|
2005年3月改訂(第4期) | ||
3位 | 2004年9月改訂(第4期) | 8枚 |
2006年3月改訂(第4期) | ||
2019年1月改訂(第10期) | ||
6位 | 2007年3月改訂(第5期) | 6枚 |
7位 | 2006年9月改訂(第5期) | 5枚 |
2013年3月改訂(第8期) | ||
2015年4月改訂(第9期) | ||
10位 | 2007年9月改訂(第5期) | 4枚 |
2008年9月改訂(第6期) | ||
2009年9月改訂(第6期) | ||
2010年9月改訂(第7期) | ||
2011年9月改訂(第7期) | ||
2012年3月改訂(第7期) |
脱獄部門ランキング(長)
一度禁止カードから復帰した後に再び禁止カードに逆戻りするまでの逃亡期間の「長さ」を競う部門です。複数回脱獄している場合はそれぞれの記録をカウントしています。
釈放から1000日以上経過している場合は環境の変化によって再指名手配がかかった形であるため、どちらかというと不可抗力的な面もありますが、順位が下がるにつれて様子がおかしくなっています。
1位 | クリッター(エラッタ前) | 2922日間 |
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2位 | 大嵐 | 1218日間 |
3位 | グローアップ・バルブ | 1188日間 |
4位 | 押収 | 730日間 |
5位 | 死者蘇生 | 549日間 |
6位 | 十二獣ドランシア | 547日間 |
7位 | サイバーポッド | 546日間 |
8位 | 破壊輪(エラッタ前) | 365日間 |
天使の施し(2回目) | ||
10位 | 天使の施し(1回目) | 184日間 |
聖なるバリア -ミラーフォース- | ||
いたずら好きな双子悪魔 | ||
強奪 |
脱獄部門ランキング(短)
一度禁止カードから復帰した後に再び禁止カードに逆戻りするまでの逃亡期間の「短さ」を競う部門です。複数回脱獄している場合はそれぞれの記録をカウントしています。
遊戯王初期の改訂では禁止カードの入れ替わりが今よりも遥かに激しかったため、日数的にはほぼ同着に近いランキングに固まっています。
1位 | 心変わり | 181日間 |
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苦渋の選択 | ||
ファイバーポッド | ||
ブラック・ホール | ||
ヴィクトリー・ドラゴン | ||
6位 | 聖なる魔術師 | 182日間 |
魔導戦士 ブレイカー | ||
8位 | 天使の施し(1回目) | 184日間 |
聖なるバリア -ミラーフォース- | ||
いたずら好きな双子悪魔 | ||
強奪 |
最強部門ランキング(当社比)
禁止カードとしての「凶悪さ」を競う部門です。
性質上、順位結果に個人的な主観が含まれる(※)ことをあらかじめご了承ください。
(※詳しい考察は下記の記事で行っています)
1位 | ヴィクトリー・ドラゴン |
---|---|
※最悪ゲームから徹底的に永遠に除去 | |
2位 | 強欲な壺 |
※存在そのものが間違い | |
3位 | 苦渋の選択 |
※理解を超越したパワー | |
4位 | 魔導サイエンティスト |
※究極に気が狂っている | |
5位 | 遺言状 |
※根本的に壊れカード | |
6位 | 天使の施し |
※ドローソースに似ている物質 | |
7位 | 次元融合 |
※なぜかサーチしたりコピーしたりできる大量帰還カード | |
8位 | 第六感 |
※ばか | |
9位 | 強引な番兵 |
※頭で理解できるレベルの凶悪さ | |
10位 | 大寒波 |
※魔法・罠で動くデッキが二度と環境入りできなくなる |
最弱部門ランキング(当社比)
禁止カードとしての「弱さ」を競う部門です。
性質上、順位結果に個人的な主観が含まれることをあらかじめご了承ください。
1位 | ライフチェンジャー |
---|---|
※使うことすら困難 | |
2位 | The tyrant NEPTUNE |
※純粋に弱い | |
3位 | マスドライバー |
※最弱の射出台 | |
4位 | 突然変異 |
※腐る | |
5位 | 蝶の短剣-エルマ |
※その辺のワンキルパーツの方が強い説 | |
6位 | ラストバトル! |
※激重条件付き2枚コンボという弱さ | |
7位 | ダスト・シュート |
※冷静に考えると今では微妙な性能 | |
8位 | メガキャノン・ソルジャー |
※とばっちりのとばっちりだが、リクルート可能なのでこの順位 | |
9位 | アマゾネスの射手 |
※射出台の中では扱いやすい部類 | |
10位 | キャノン・ソルジャー |
※射出台としては比較的優秀なカタログスペック |
【まとめ】
禁止カードについては以上です。
総数としては第2期が29枚と飛び抜けて多く、その前世代の第1期の17枚も当時のカードプール総数を考慮すれば相当です。この辺りは遊戯王OCGの開発も試行錯誤の段階を脱しておらず、バランス調整の失敗はやむを得ない部分もありました。
しかし、第3期になると【カオス】を筆頭に「露骨に強すぎるパワーカード」が印刷されるケースが増え始めるなど、カードゲームとしては危険な兆候も見られます。その結果、第4期~第5期では自重したデザインがなされることとなり、一見して分かるほどオーバーパワーなカード(※)は数を減らしていきました。
(※その分、ぎりぎり制限に踏みとどまるレベルのパワーカードも増えましたが……)
一方、第6期に入ってシンクロ召喚が実装されると、これまでのノウハウを活かせなくなったからか調整ミス気味に強いカードが多数現れることになります。しかし、逆に時代が進んでから禁止指定を受けたカードも多く、ある意味では不可抗力的な禁止措置とも言えるでしょう。
第8期はかの「征竜魔導」の時代であり、禁止入りメンバーもそれらが全てです。というより、第8期出身カードの多くは征竜魔導と第9期のインフレの板挟みになっていたため、禁止指定にまで行くような者は現れなかったという方が正確かもしれません。
そしてインフレの象徴である第9期では18枚もの禁止カードが現れており、これは暗黒期と言われる第3期を上回る数値です。なおかつ、今後もカードプール次第ではメンバーが増加する可能性もあり、遊戯王OCGでも最も恐ろしい時代の一つに数えることに不足はありません。
続く第10期現在でもその傾向はあまり変わっておらず、むしろより一層強まっている部分もあります。「水晶機巧-ハリファイバー」を筆頭に存在自体に問題を抱えているカードが多数存在しているほか、この先の禁止指定がほぼ確定しているカードも少なくなく、恐らくは第11期以降にまで影響が波及するのではないかというのが個人的な推測です。
ここまで目を通していただき、ありがとうございます。
ディスカッション
コメント一覧
更新お疲れ様です
いつの間にやらランキングや解説が増えていて笑わせてもらいました
>※最悪ゲームから徹底的に永遠に除去
実際これ以降のは公式使用不可なのでその通りですよね
禁止期間については発売からの日数と禁止期間の割合にすると実態に沿った形になるのではないでしょうか?
(ブログという性質上管理が困難になるかとは思いますが)
コメントありがとうございます。
個人的には、遊戯王、というよりカードゲームにおいてVドラ以上に狂っているカードは存在しないと考えています。これに匹敵するのはMtGの「Chaos Orb」くらいでしょうか?
日数の割合カウント機能については、実は以前似たようなことをやってみようと安易にfunctions.phpを弄ったところ、ブログが真っ白になって管理画面にすら入れなくなり、サーバーのデータベースを直接修正する羽目になったトラウマがありますので、Scriptが絡むような高度な処理には手を出せないかもしれません……。
いろいろ懐かしいです
昔友達と遊んでいたころをおもいだします、刻の封印はあの当時(2001年くらいかなあ)の必勝パターン(少なくとも小中学生レベルならまあ必勝)が手札破壊打つ→全体除去打つ→死霊やなんかの手札破壊モンスターの攻撃通す
刻の封印でドローも止める→相手が身動き出来ないうちにセイマジをセットして発動、手札破壊や何やらを回収して一方的なゲームにする だったと思います
コモンカードだったしお世話になったなあ
今の時代罠でさらに発動した1ターン先のドローを封じる…
手札を手軽に根こそぎ除外出来るコンボが環境にはびこってない限り禁止解除でいいんじゃないっすかねえ…
コメントありがとうございます。
「刻の封印」は【Vドラコントロール】で悪用された実績が取り沙汰されることが多いですが、第3期初頭の【トマハン】全盛期頃にひっそり使われていたという話もありますし、意外と汎用カードとしても侮れないパワーはあったのかもしれないと考えています。
個人的には、流石にそろそろ復帰させてしまってもいいのではないかと思っていますが、実際のところ10年前も似たようなことを考えていたのでもう一生このままかもしれないですね……。
エラッタ後の効果もどのような効果に変わったのか合わせて書いてほしかったですね。
コメントありがとうございます。
エラッタ後の効果に関してですが、ページデザインの都合上PC表示とスマホ表示のズレを考慮するとレイアウトが大幅に崩れてしまう恐れがありますので、すぐには修正できないかもしれません。ご容赦ください。
また、リンク先の専用記事で(エラッタ後のテキスト等を含め)詳しいカード解説を行っていますので、お手数ですがそちらをご覧いただければと思います。
まさか脱獄部門に新たにドランシアが名を連ねることになるとは……。
まだ禁止制限の塩梅が定まっていなかった古のカードや、バルブのような召喚法に翻弄された組を除くと、(ある意味)相当な偉業なのかもしれないですね。
コメントありがとうございます。
ドランシアの禁止行きは個人的には全く予想していませんでしたので、割かし驚きつつも現在禁止記事を一から書いているところです。(普段は予想をつけて下書きをあらかじめ用意しておくスタイルなので……)
実際のところ、今回の規制はカードパワー云々というよりは商業的な都合が絡んでいそうな印象はありますが、何にせよ脱獄部門に9期出身のカードが食い込んだことは衝撃的な出来事であるように思います。
TCG環境ですが、八咫烏と心変わりが制限になるようですね。ついでに刻の封印も。
心変わりはまだ後攻捲り札として先行有利を抑制出来るかなとは思いますけどドローロックはどっちも禁止で良かったと思うんですよね。
今の環境では八咫烏通常召喚して攻撃を通せるような盤面ならほぼ詰んでるので、遅延の原因になる可能性もあるから緩和しなくて良かったのでは、と思います。
TCG環境は増G禁止などでベースが全然違うので詳しくは分かりませんが、実験的な緩和もありそうですねえこれは。
コメントありがとうございます。
海外は噂に聞く限りでは増G禁止の影響もあってか展開系最強の環境とのことですし、その前提であれば八汰烏のような遅いカードは機能しにくいということでしょうか? 何にせよサレンダー関連のルールが日本と違うのであればTODの問題も回避できる以上、もはや禁止にしておく理由はないということなのかもしれません。
ちなみに個人的な八汰烏の評価ですが、一般的には過小評価されがちですが罠系デッキ、低速コントロール系デッキ、各種メタビート系デッキで使うと中々面白そうなカードだと思っていますので、(禁止レベルかどうかはさておき)言われているほど弱くはないのではないかという印象を持っています。
久々に見に来ましたが、フェンリルの「ものすごいエアーマン」という簡潔かつ身も蓋も無い解説に笑ってしまいました。
ところで今回増えたカタパルトタートルなんですけど、禁止指定無しでのエラッタだったので再逮捕では無いかと…
コメントありがとうございます。
フェンリルはシナジー云々というより単純明快にカードパワーが高すぎるというカードで、その点が一般的な禁止カードと比べて異質さを放っているように感じます。
カタパルトタートルの記述を修正しました。よくあるエラッタ復帰の例と記憶が混ざってしまっていました。ご指摘ありがとうございます。
禁止最弱部門ランキングの10位強奪君、マスターデュエルの方でまさかの解禁となりましたね。このまま紙でも解禁されるのか。
コメントありがとうございます。
強奪は禁止の面々で言うと何だかんだ放置される枠に近いと考えていましたので、いきなり緩和されたことには少し驚かされました。紙の方でもマスターデュエルに続く形で緩和されるケースも見られますし、何かしら再録のタイミングで復帰してくれる予感はありそうです。